中・高生の“スマホ”は、もはや当たり前?

「中学生」の選択肢で1番選ばれたのは「中学1年生」。
塾通いの連絡手段に加え、「部活」が始まることが理由に上がっていました。

また、「ほんとはそれでも早いと思うぐらいだけど、周りの子についていけないのも
かわいそうだから」(7歳と5歳と1歳・男の子のママ)
と、「友だちづきあい」を気にかける声が出始めるのも「中学生」の特徴でした。

「難しい問題。昨今の子どもを狙った事件を考えるともっと早い時期に持たせるべきか...しかし友達間やネットでのつきあいによる事件も多いし...」(0歳・女の子のママ)
と、もっと早く持たせるべきか迷う声も複数見られました。

「高校生」の声で目立ったキーワードは「アルバイト」です。
「防犯のために携帯は持たせるけど、スマートフォンは持たせない。ほしいなら、アルバイトのできる高校生になって自分で稼いで持ちなさいと言う」(0歳・女の子のママ)
と、アルバイト代で払うならOKという意見が多かったです。

「私が高校から携帯を使い始めたので」(5歳・男の子のママ)と、自分を基準にするママも何人かいました。

使用時間が長いほど、成績が低くなる

「持たせてもいい派」全体を通して多く見られたのは、「分別がつくようになってから」という声。それがいつなのかはママによって意見が分かれ、「小学4年生」という人もいれば、「高校生」という人もいました。

一方で、「子どもは持つ必要はない」と考えるママの声は、
「目が悪くなる」(5歳・男の子のママ)
「見守り携帯で、十分」(5歳・男の子、0歳・女の子のママ)
「親でさえ持っていない。ポータブルなパソコンってことでしょ? 必要ない」
(8歳と1歳・男の子のママ)といった声が代表的。
「夢中になって勉強時間がなくなりそう」(13歳・男の子、9歳・女の子のママ)
という意見もありました。

実際に、文部科学省の調査では「スマホの使用時間が長い子どもほど、成績が低い傾向」であることが判明したそうです。

とはいえ、電子教科書の導入など、今後は教育現場もさらに電子化が進んでいくことが考えられます。
重い教科書を持ち歩かなくても電子端末ひとつで済んでしまったり、満員電車の中で端末片手に簡単に勉強ができたり。スマホをはじめとする電子端末は、使いようによっては便利なものですよね。

子どもが正しく使えるよう、親がしっかり制御しなければなりません。
なによりも、子どもがネットの世界に居場所を求めすぎないよう、家庭がいちばん安心できる居場所であることが重要ですね。

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