さあ、いざ決戦の時。
降り立ったのは小田急江ノ島線の藤沢本町駅。
決戦の地に向かう途中、学生グループの「キャバ嬢がいる!」という声を聞いたような気がするが、戦いに向けて意識を集中。

しかしスコール並の雨に早くも髪盛り、戦意をそがれる。

 

藤沢本町駅から徒歩8分、上州屋に到着。

髪盛り長谷川、頑張ります!

 
店長の古郡さん。縁あって約5年前から上州屋の店長に
 

昭和の香りが漂う店内。落ちつくなあ~。
店長の古郡さんにお話をうかがう。
上州屋は創業して30年以上も経つお店。お店を立ち上げた元店主が群馬生まれだったことから「上州屋」という名前に。

1日の来店数は営業時間の18時~翌1時30分の間で100名前後。男性客やカップル、週末には家族連れもくる人気店だ。

メニューは炒め物や刺身など全部で80種類ほどと豊富。
一品料理よりも定食を食べる方がほとんどらしく、一日に炊く米の量はなんと20~25㎏!

炒め物はメニューの6割を占めているらしい
 

同店のウリは何といってもそのボリューム。定食のご飯は普通盛りからメガ盛りまで6段階あり、普通盛りだけでも200グラム~500グラムまで選べる。

一番注文が多いのは普通盛りの500グラム。
古郡さんいわく、3年前までは特々盛までだったが、常連客の「もっと盛ってくれ!」という要望が多かったため、メガ盛りを始めたのだとか。
ちなみに、メガ盛りを頼む人は1年に10人くらい。

おかずの肉の量も、普通(180グラム)、ダブル(360グラム)、メガ(540グラム)から選ぶことができる。

このボリューム満点のスタイルをはじめたのは10年以上前からで、それもやはり「盛り盛りで!」というお客さんの要望があってのことだという。

ではここで、上州屋人気定食である豚バラしょうが焼定食の肉メガ(1900円)、ご飯メガ(+500円)をいただくことに。