3:挽き肉の調理

挽き肉には、O157などを引き起こす腸管出血性大腸菌が含まれていることが多く、きちんと調理しないと病気の原因になりかねません。
でも、ご安心を…!
この菌は熱に弱いので、しっかりと加熱処理すれば、食中毒にはならないといわれています。

そして忘れちゃいけないのが、挽き肉を調理した後のまな板で、そのまま他の食材の調理を始めるのは危険なことです。
そのままでは菌が他の食材にうじゃじゃ付いてしまいますので、一度きちんと洗ってから、次の料理を始めるように徹底してくださいね。
 

4:もやしの調理

安価で様々なメニューに応用できる“もやし”ですが、その生育条件が“暖かく湿った環境”であることから、細菌が繁殖するリスクも含んでいるとか…。
シャキシャキした食感を残そうとして、サラダなどの生で食べるのは絶対に避けてくださいね。
もやしは必ず、加熱して食べるようにしましょう!
 

5:牡蠣

日本人にも好きな人が多い牡蠣ですが、自宅で調理する際には、細心の注意を払ってください。
ノロウィルスなどの病原菌が潜んでいるリスクや、汚染されている水で育った場合には別の雑菌がいることもあるようです…。
生牡蠣が好物という人には残念な話ですが、じゅうぶんな加熱をすることで、リスクは軽減できるとのこと。
牡蠣を自宅で食べるときには、意識してみてくださいね!

 


今回の記事では、自宅で料理をする際に、絶対に気をつけてほしい調理法について5つご紹介しました。健康的な生活のためにと料理をしているのに、かえってそれが病気の原因になってしまったら、コワすぎますよね…。
これらのリスクは気温の高い季節だけでなく、季節を問わずにはらんでいるリスクだといえます。健康な成人であればある程度免疫が高いともいえますが、とくに、お子さんの食べるものや、高齢者が食べるときには、細心の注意が必要だといえるでしょう。

せっかくのお料理が、実は“細菌まみれ”なんてコワーい事態は、絶対に避けるようにしておきたいものですね…。

参考:14 Types of Food That Can Make You Sick - Health