もうすぐクリスマス。毎年この時期になると、ネット上に「クリぼっち」発言があふれ始めます。クリぼっちといえば「クリスマス」と「ひとりぼっち」を掛け合わせた造語。2012年にはNHKのニュースで取り上げられるなど、クリぼっちという言葉は一般化しているように思えます。

では今年、クリぼっちな人たちはどれくらいいるのでしょうか。オンラインレストラン予約サイトの運営などを行うオープンテーブルが10月、首都圏で働く20~30代の独身男女に行った調査によると、「今年のクリスマスは誰と一緒に過ごしたいですか?」との問いに対し、65.5%が「恋人」と回答。確かにそれが理想ですよね……。

一方で「あなたには現在、付き合っている恋人がいますか?」との問いに対しては、57.3%と過半数が「いない」と回答していることが明らかに。調査自体は10月に行われていて、その後「状況」が変わった人はいるかもしれませんが、クリぼっち人口は相当多いことがわかります。

今回はそんなクリぼっち経験者に話を聞いてわかった「クリぼっち時のあるある行動」を5つご紹介します。

 

1、残業する

「2年前のクリスマス・イヴにぼっちだったので、翌日に回せばいいような仕事をあえてしていました。帰宅してもどうせひとりで寂しいので、ほかのクリぼっちな同僚数人と、オフィスにいましたね。上司が『差し入れだよ』とケンタッキーを買ってきてくれて、意外と楽しかったです」(28歳/女性/IT)

確かにイヴの日でも通常時と変わらず、遅くまで会社に残っている人……います。筆者も経験アリですが、クリぼっちパーソンが複数人集まると、無意識のうちに妙な連帯感が生まれるのは悪くないものです。