音楽性もパフォーマンスも飛びぬけたカルテットが2組!

こんなにデキるアイドルってすごい!フィロソフィーのダンス

何度も観てきているグループの中で、進化ぶりを最も感じたのが「フィロソフィーのダンス」。メインステージである横丁一番地の巨大さに負けない、スケールの大きなパフォーマンスです。ステージを見ていた方が「この子たち、すごくない? なんでこんなデキるの?」と話されているのが耳に入りました。本当に、こんなに歌もダンスもパフォーマンスもデキるアイドルって本当にすごいですよね。

初めて見た時から、パワフルで心震わす歌声の日向ハルさん、女子力最高で優美に歌う奥津マリリさんというふたりの歌姫は目立っていました。でも、そのふたりに負けないぐらい、佐藤まりあさん、十束おとはさんのふたりが成長しているのも驚きでした。

スレンダーな佐藤まりあさんが、スポーティー美女への道をひた走り、コケティッシュでカワイイ十束おとはさんがユニークな歌声でシャウトする姿は楽しい! キャラ付けがハッキリして、どんどんステキなグループになってます。新曲『イッツ・マイ・ターン』の4つ打ちビートにフュージョンな上物、気持ちよすぎるでしょう…。

美しく儚い世界を表現する「ヤなことそっとミュート」

そしてこちらの4人組もレポートしましょう。フェスのたびに足を運んでいる、「ヤなことそっとミュート」(ヤなミュー)のステージ。爆音のギターが切ないメロディーを奏で、ひらひらとはためく衣装の美女たちが歌い踊るステージングは、なかなか他には見られない魅力があります。

楽しいだけでもシリアスなだけでもない、多様な感情が表現されるステージングには、まるで演劇のような印象を受けます。ロングヘアのなでしこさんとレナさんが、ショートの間宮まにさんと南一花さんが、重なりながら、ズレながら、ひとつの世界を作り上げていきます。個人的には、国内のアイドルグループの中でベスト5に入るくらい好きなグループです。