対して、天歌(ヘブンズソング)を歌うのは、土方歳三(輝馬)と沖田総司(佐々木喜英)率いる幕府直属の最高愛獲(トップアイドル)新選組。Rockに対するのはアイドルだ。

『非常幻想-オーバーミラージュ-』では、総司がペガサスに乗って登場!佐々木喜英たっての希望で実現した、アニメの名場面を彷彿とさせる「サプラーイズ!」演出が飛び出した。
龍馬たちのRockとはまた違う、町娘たちのハートを射抜く新選組のパフォーマンス。甘い歌声に、長いジャケットをなびかせ踊る姿に思わず胸キュン!虜になる町娘たちの気持ちがわかるほど、ステージに見入ってしまう。そしてキャストもお気に入りだと言っていた龍馬と新選組で歌う『INTERSECT』で、さらに会場はヒートアップ。

熱いパフォーマンスを直接目にしたことで、お互いのことを認め合った新選組と龍馬たち。けれど天歌(ヘブンズソング)での泰平化を目指すのは徳川幕府。徐々にRockが広まっていく世の中をよく思うはずもなく、幕府は天歌(ヘブンズソング)による支配を一気に進める、恐ろしい計画を企てていた。

新選組の土方歳三、沖田総司とも協力し、龍馬たちは幕府の計画に立ち向かう。ダンスや歌だけでなく、殺陣までも飛び出す盛りだくさんのステージ。

 

今回のステージで使用する楽曲は、すべて原作で登場したもの。原作ファンはもちろんノリノリで楽しめるし、原作を知らなくても盛り上がることのできる、アップテンポな楽曲ばかり。お客さんがペンライトをふって一緒に参加できる楽曲もあり、ステージと客席が一体となって作り上げていく、臨場感溢れるまさに“雷舞(ライブ)”的ミュージカルだ。

超魂(ウルトラソウル)が完成し、5人全員のパージが発動した終盤に歌われる『五色繚乱』は和のテイストをプラスしたRock。桜吹雪が舞う中、5人が歌って踊る様子は壮観!