「2年連続の(ヤクルト)最下位で監督が辞めるというときに“じゃあ、自分は辞めなくてもいいのか?”と、葛藤しながらこの2ヵ月ぐらい過ごしてきたんですけど。でも、そういうときにこうして出版もできて、展覧会を見に来てくださるお客さんから、“一緒に続けていきましょう”と、色々声をかけていただいて。“よし、やっぱりやっていこう”っていう気持ちになりつつあります。
ひと月展覧会やると、今回の場合は本を持参してこられる方もいらっしゃるでしょうし、そういうなかでいろんな話をさせてもらいながら、今期はどういう形でスタートを切れるのか……というのは、自分自身でも楽しみにしています」と、個展への期待を語っていた。

ピッチングフォームを披露するながさわたかひろ氏 写真:©ぴあ/小林裕和

「球団関係者の方が見ているかもしれないので、ちょっとやってみていただけますか?」といった報道陣からのリクエストに「わー、これはスゴイなー」といいながらピッチングのフォームを披露してみたり、「答えになってますか?」と逆質問をしながら、丁寧な語り口でひとつひとつの質問に応えていた、ながさわたかひろ氏。“人生初”の囲み取材は無事に終了した。

自主トレを経て、2月1日からは選手同様に沖縄・浦添でキャンプインし、2015年もしっかりヤクルトスワローズを描いていくという。その今後に、ぜひ注目してほしい!

 

「プロ野球画報 東京ヤクルトスワローズ全試合」

◆「プロ野球画報 東京ヤクルトスワローズ全試合」

2014年シーズンの東京ヤクルトスワローズ全試合のイラストをまとめた1冊。また、CSや日本シリーズも番外編として掲載に。「プロ野球と共に生きる人」の作品から、プロ野球そのものの魅力もたっぷりと感じられるはず。

2015年12月15日発売
ぴあ刊
単行本: 167ページ

 

●【ながさわたかひろ「新・プロ野球画報〜ながさわたかひろの逆襲〜」】
会期:2015年1月9日(金)〜1月31日(土)
開廊時間:12時〜19時 ※19(月)、26(月)は休廊
会場:神楽坂「eitoeiko」
新宿区矢来町32-2 03-6873-3830
※入場無料