お年玉「ぜんぶ定期預金」は子どもの教育に悪い!? 今教えておくべき“お金のルール”とは

2015.1.27 10:30

子どもがもらう「お年玉」、どうしていますか? 全額預かって親が預金にしてはいないでしょうか。お年玉は金銭教育の絶好のチャンスです。 ファイナンシャルプランナーのヤマサキさんがお年玉で金銭教育するヒントをお教えします。

お正月、帰省したり親戚のおうちに遊びに行ったら、ジジババや親戚が子どもにお年玉をくれることが多いと思います。

「向こうにも子どもがいる場合はお年玉を同じくらいの水準でお返ししなくちゃ」とか、「おじいちゃんこんなにたくさんあげないでよ」とか、お年玉はいろいろ気をつかうことばかりですが、それも新年の風物詩です。

ところでこのお年玉、どうしていますか? 全額子どもから取り上げて貯金したり親が使ってしまったりしていないでしょうか? あるいは、全額子どもに渡して勝手に使わせていないでしょうか。実はどちらもうまくありません。

お年玉は子どもにお金の使い方を考えさせる絶好の金銭教育の機会でもあるからです。

ファイナンシャルプランナーの目線から、お年玉を使った「お金」について考える教育方法をアドバイスしてみたいと思います。
 

全部取り上げて親が定期預金にするのはNG

まず、一番よくないパターンは親が全額を取り上げてしまい、子どもは見たこともない銀行口座に全額入金してしまうパターンです。
(親が預かって使ってしまうことも、家計が厳しい場合にはやってしまいがちですが、これもあまりオススメはしません。)

一見すると子どものお金を親が管理してあげているわけですから、悪いことではないように思います。しかし、「子どもにとって見えない」ということはお金の教育としてはまったく役にたっていません。むしろ取り上げられた、というマイナスの記憶が残ってしまったりします。

もし、定期預金にして将来に使わせたいと思うのであれば、子どもとちゃんと話し合って、一緒に銀行に連れて行って定期預金にしてみましょう。具体的には、

「今はこのお金を使わなくてもいいこと」
「このお金を残しておけば、将来大きな買い物ができること」
「銀行に預けると、銀行がお金を預けたお礼として利息をつけてくれること」
「※(小学校高学年以降ならさらに)銀行は預かったお金を別の人に貸したり会社に貸して利息をつけて収益を得ていること」

といったことを話し合ったうえで「定期預金」にするのです。

これをするとしないとでは大違いです。子ども自身がお金をすぐ使えない理由を納得するからです(そしていつかは使えることも理解する)。仮に預金残高が同じであっても、子どもに及ぼす「教育」はまったく違ってくるはずです。
 

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