好きな人と仕事の違いで、関係がこじれてしまったことはありませんか?同じ職種なら仕事を通じて話が弾みやすく、休みの日も一致しやすくてデートもしやすいもの。

でも、一生懸命やっている仕事が原因で、恋人と上手くいかなくなってしまうのは、ちょっと寂しいですよね。本当に好きな相手なら相手の仕事を応援してあげたり、デートする日もなんとか都合をつけたいと思うものです。

それでも極力すれ違いを防ぎながら、生活スタイルが違う恋人と仲良く付き合っていくには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

 

仕事が違うと恋愛は上手くいきづらいもの?

そもそも相手と仕事が違うと、どんな不都合があるのでしょう?考えられることは、まず仕事の苦労を共有しにくいということ。また、「こっちは土日休みだけど相手は平日休み」といった、予定が合いづらいことが考えられそうです。

なかには「私はアウトドア派だけど、彼は完全にインドア」といった違いで、不満を感じている男女もいるかもしれません。とはいえ生活スタイルが違ったところで、何ら苦なく付き合っているカップルも多いもの。

実際のところ生活スタイルの違いは、ふたりの関係にそれほど大きな影響をもたらすのでしょうか。これまで4万件以上の恋愛相談を受けてきた恋愛アドバイザーのマーチンさんにご意見を伺ってみました。

「よく『片方が折れるしかない』『要は相手の生活スタイルに合わせられるかどうか』という意見がありますが、僕はどこか違和感を覚えます。というのは、好きで付き合っているならば、合わせようとして合わせなくても、会いたくて会うようになるからです」

マーチンさんいわく、生活スタイルが違っても「相手に会いたい」という気持ちが本当の愛情とのこと。確かに好きな気持ちが本物なら、相手のために時間の都合をつけたり、相手のために尽くそうと思いますよね。「そういった関係を築ける相手と付き合うことが大事」とマーチンさんはアドバイスをします。

「表現からくる細やかな気持ちの話になりますが、『合わせる』という言葉には、『本当は合わせたくないのに』という気持ちが見えますよね。自分も自由にしたいとか、そういう感じが見えるのです。ですので、『会いたいと思っている人と付き合う』という前提で考えることが必要だと感じます」