新製品の特徴について説明する関根徹・日本代表

ライフサイズは2月18日、小型のビデオ会議端末2モデルと、ビデオ会議のクラウドサービスのバージョンアップを発表した。ラインアップと価格は、ビデ会議端末の「Lifesize Icon 400」が2499米ドルで2月発売、「Lifesize Icon Flex」が1999米ドルで3月発売。ビデオ会議のクラウドサービス「Lifesize Cloud」が25拠点版で1拠点あたり1か月25米ドルからで、2月よりバージョンアップしてサービスを提供する。

新製品発表会でライフサイズの関根徹・日本代表は、ビデオ端末2モデルについて「大型の従来端末と同等の機能を持ちながら、大幅に小型化し手のひらに載るサイズのコンパクト設計に成功した」と語った。またLifesize Cloudの新バージョンについて「あらゆる主要なブラウザに対応し、相手方にソフトがインストールされていなくてもビデオ会議に招待できるのが特徴」としながら、数人の規模から5000人規模までカバーできる柔軟性もアピールした。

「Lifesize Icon 400」は、本体とカメラが一体化したオールインワンのビデオ会議端末。本体にLANケーブルとディスプレイなどを接続するとすぐに使うことができる。一方「Lifesize Icon Flex」はPCと接続することで端末として使えるビデオ会議用の周辺機器。いずれも光学3倍ズームをリモコンでコントロールできるビデオカメラを備える。いずれも同社の「Lifesize Cloud」で端末として利用できるほか、他のビデオ会議システムの端末として利用することもできる。