探偵BAR「ANSWER」:長坂代表

現役の探偵さんがバーテンとして常駐し、気軽に飲みながらさまざまな悩みを相談できるという六本木の探偵BAR「ANSWER」。今日もお店には、さまざまな問題のアンサーを求める人々が集い、賑わっているようです。

その片隅で、探偵BAR「ANSWER」代表:長坂さんに、「復縁工作」をメインにした男女の裏話について伺ってきました。ちなみに長坂さんは現在、現役を退かれているとのことで、本名でのインタビュー及び顔出し撮影に応じてくださいました。

復縁工作について

――前彼が忘れられない、彼以外は愛せない、というように、復縁を望んでいる女子も多いのですが、復縁に近づくためにまずすべきことって、何でしょうか?心構えでも、行動でも……。

(長坂代表)まず、しつこくしちゃいけないんですよ。結局別れ際に必ず、別れを切り出した側っていうのは、自分なりにいろいろ考えて、結論を出して、最終的なことを言っているわけじゃないですか。でも、必ずパターンからすると、別れを切り出された側っていうのは、この状況を「説明不足」と思うんですね。

ちゃんと話し合ってない、とか、もう一度しっかり会って、時間をたくさん取ってほしい、納得できる説明を聞きたい、とか。でも別れを切り出した側は、もう最終結論で、それなりに時間かけて自分なりに考えてきているので、これ以上何を話せばいいのってことなんですよ。

そんな状況で、切り出された側がさらなる説明をいくら聞きたがったところで、結局それは自己満足にすぎないわけじゃないですか。

そこでいろいろしつこくやっちゃうと、いざ復縁のときに、相手が復縁を考えたとしても、前に別れ際が、すっごいしつこかったしなー、とかって、トラウマが残っちゃうんですよね。

なので復縁と同時にそのトラウマがきちゃうんで、どうしてもブレーキがかかっちゃうので、別れ際は男性も女性も、逆に「えーそんなあっさりでいいの」ぐらいにしておいた方が次につながるし、後になってかっこいいとさえ思われる。

それとあと一つ、事務的なことでもいいんですけど、堂々と連絡を取れるネタを残しておいた方がいいです。例えば彼の家に、置いてあったものがあったら、それはまず、ギリギリまで返してもらわない。必ずそういうのをひとつ、連絡するネタを意識しておいた方がいいですね。だからつき合ってる時からもうそれは意識しておいた方がいいです。そろそろヤバいとか思ったら(笑)

それでコンタクトを取るのは、別に復縁を迫っているのではなくて、これは連絡取らなきゃいけないものでしょ、っていうスタンスで行けばいいわけです。

結局いくら自分が自己改革して変わったり、今こうしているんだ、ってアピールしたくても、連絡を取る口実がなければそれって単純にしつこいなって思われるんで、だから何かしら事務的なことでもいいので、用意しておくといいですよね。

その1回はすごく重要な1回なので、とっておきの切り札は絶対残しておいた方がいいですよね。