結婚の「け」の字も出さない彼に対し、女性側から「結婚したいアピール」を仕掛ける――これ自体は彼に結婚について考えてもらうための重要なアクションです。でも、そのアピールは効果的だといえますか? 中には残念ながら逆効果になってしまうアピールもあります。今回は男性をげんなりさせる結婚したいアピールについて、20~30代の男性に聞いてみました。 

1 『ゼクシィ』を置いて察してもらおうとする

「よく聞く話ですが、彼女の部屋のテーブルに『ゼクシィ』が目立つように置かれていたことがありました。それでいて結婚については、何も言ってこないわけです。『察してほしい!』ってことなんでしょうけど、逆にそれがウザいとしか思えません。『そろそろ結婚について考えようよ』とか、したいなら自分から言えばいいのに……」(29歳/IT)

もはや定番手法ともいえる『ゼクシィ』作戦。「単に置いておくだけ」という、相手に察してもらおうとする100%人任せなやり方に、うんざりする男性は少なくなさそうです。待ちの姿勢ではなく「一緒に『ゼクシィ』見ようよ!」とでも言うほうが気持ちは伝わります。

2 「寿退社したい」と匂わせる

「あるときから急に『そろそろ仕事辞めたいな~』『仕事疲れちゃった』と言い始めた彼女。職場の人間関係がよくないのかと聞くと、そんな理由じゃない……とはぐらかされました。友達に話すと、仕事辞めたいアピール=寿退社したいってことだよ、と教えられてかなり引きました。僕の年収は把握しているはずなのに、なぜ共働き以外の選択があり得るのかと心底驚いたんですよね。『仕事も落ち着いてきたし、そろそろ結婚したいな~』とか言ってほしかったです」(28歳/旅行関連)

男性の平均年収が昔よりも下がっている昨今、男性側によほどの経済力がない限り、結婚前から「結婚したら仕事はしません!」と高らかに宣言するのは、リスキー以外の何者でもありません。結婚の話を出すときには「共働きだと優雅な暮らしができるね」など、今後も仕事は続ける旨を伝えてると◎。