【アニメ】『もののけ姫』にも活かされた“一流の技”とは? ヒット作を生み出す“ジブリ”の職人たち

2015.6.22 6:30

世界を代表するアニメ作品を作り続けてきた「スタジオジブリ」。その名が広く知られる監督だけでなく、ジブリには多くの優れたクリエイターが活躍してきました。今回はその中からふたりのクリエイターを紹介します。

「ケンミンの焼きビーフン」や「関西電気保安協会」と言えば、関西ではお馴染みのCM。地域色の濃いこれらのCMは、そもそもターゲットが全国ではなく限定された地域のみですので、ご当地の空気感がふんだんに出ているものが多いのが特徴。上京した今、同じ関西人と出会った時に、懐かしのご当地CMで盛り上がることもしばしば。

そんなご当地CMを、今回、福岡出張中に発見しました。発見したのは、パンのCM「フランソワ」です。こちらのCM、まずは「完全にジブリ」だったことをご報告します。

登場する女性のキャラクターは、『ラピュタ』のシータを少し大人にしたような雰囲気。ショートヘアが良く似合っています。「もう知っている」「今更……」という福岡の方はおいといて、初めてこのCMを知る者として、こちらのCMを紹介させてください。

調べてみると、こちらは5月7日から放送されている「スローブレッド」の新CMだということがわかりました。また、制作を担当しているのは、『世界名作劇場』シリーズや『となりのトトロ』の作画監督でもある、アニメーターの佐藤好春さん。なるほど、どうりでジブリ感満載のはず。

実は佐藤さん、このスローブレッドのCMに10作以上携わっているようで、初作品は2007年。同作は、ヨーロッパのとある港街を舞台に、熱心にパン作りに励む女性・カシスを主人公とした物語となっています。

今までこの作品に気付かなかった小生は、平均的なスタジオジブリファン。「早くジブリの新作を観たいなぁ」と思っていたところ、ひょんな拍子で、作品を鑑賞することができました。フランソワのサイトでは、過去の作品を一気見することができるのです。優しいイラストのタッチで表現されるパンの魅力。どれも懐かしく、優しい気持ちになれるものばかり。

佐藤さんのキャリアは大変豊富です。スタジオジブリを経てからもウォルトディズニージャパン、タイトーと移り、再度日本アニメーションに。スタジオジブリだけでなく幅広いカテゴリで活躍した後、代表作とも言われるフランソワのCMを手がけるようになったのです。

そんな佐藤さんとは対極と言えるクリエイターがいます。スタジオジブリで活躍したという意味では共通していますが、長くスタジオジブリに携わり、今では「アートの域に達した」と評価される美術背景担当の男鹿和雄さんです。

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