「ちょっとやだ…熱があるの?」実写ドラマ化のマンガ『37.5℃の涙』が伝える問題とは

2015.7.9 7:30

子どもはとにかく熱をよく出すもの。でも、働いてるママにとっては、子どもの熱っていうのは本当に一大事なんですよね。そんな病気の子どもを預かる病児保育をテーマにしたマンガ「37.5℃の涙」を読んで感じたことを書きました。

椎名チカさんが描いた「37.5度の涙」が、蓮佛美沙子や、成宮寛貴、速水もこみち、藤木直人、水野美紀といった豪華キャストのもと実写化されることになりました。

以前、友達のお母さんに勧められて手に取った、マンガ「37.5℃の涙」。37.5℃とは、子どもが保育園に行けるか行けないかの体温のボーダーラインです。

そんな37.5℃を超え、保育園に行けない子どもたちを預かる「病児保育」について書かれたこのマンガ。1話読むごとに共働きで働く自分自身の経験や、同じような状況にある友人たちが話していたことが思い返されました。

熱をだしたわが子を見て、「ちょっとやだ…熱があるの?」と思ってしまった…
小さくてもそうした親の気持ちを敏感に感じとっているわが子への罪悪感を感じてしまう…
そんな葛藤を抱える方にぜひ読んでもらいたい1冊です。

ドラマ化を機に、子どもを育てる社会の一員であるすべての大人に、現在の子育てを取り巻く環境を知ってもらえたらと思いました。

子どもの熱を通して見えるさまざまな「問題」

この「37.5℃の涙」に描かれているのは、子どもの熱とそれを預かる病児保育の話。でもそこには、社会に存在する様々な問題が見え隠れしています。

まず、家族の問題。

「子どもが熱を出した。迎えに行くのはなんで私ばっかりなの?」
「子どもの面倒を見ていたら寝不足。家事の少しでも手伝ってくれればいいのに…」

そんな風に、いつもはぎりぎりのバランスのなかで回っていた育児・家事分担の危うさが見えるのも、子どもが熱を出した時です。

また、シングルで働くお父さん、お母さんにとっては、子どもが熱を出すというのは本当に一大事。働かなくてはこの子を養えない。そう思いながらも、

「熱を出した子どもを置いて、仕事に行くなんて」
「きっと子どもは寂しい思いをしているのに」

そんな心ない言葉に傷つくことも。そして、そもそも預け先が見つからない、預けるだけのお金がない、そんな状況にあるお父さんやお母さんもいるのだと思います。

また、仕事場との問題。

職場の人たちの理解のなさから、
「すみません、お休みいただけますか」と言い出せなかったり、
「子どもってそんなに風邪ひくもんなんですかね」という冷たい言葉を投げかけられたり…

ストーリーの中で描かれるさまざまな家庭から、社会に存在する多くの問題を実感させられます。

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