【酒場】吉祥寺に神店!もつ焼き屋「カッパ」はリズム感が命

せんべろ酒場界の神というべき東京・吉祥寺の伝説のもつ焼き屋へ潜入。リズムよく繰り出されるレバ刺しやもつ焼き、そして客さばきは全てにおいて無駄がなかった。


千円でベローベーロになれる店。せんべろ酒場。
あまたの酒場を巡るうちに、皆が異口同音にいう
「あの店の味、質、そして何より無駄のない客さばきを超える店はない」
という伝説のもつ焼き屋が吉祥寺に存在することを知った。


まさにそれは、せんべろ酒場界の「神」。ゴット・オブ・ゴッドだ。
何度も前を通ってはいた。
井の頭公園で「デートするカップル盗み見」ルポ取材に行った帰り。
また、井の頭公園のプリンセス、還暦越えゾウのはな子が自閉症という噂を聞きエールを送りに行った帰り。


井の頭公園に一人で行くと、帰りは必ず飲みたくなる。
森と池とボートとはな子がわたしのこころをざわつかせる。
して、神の名は「カッパ」だ。


いつ行っても赤提灯の横にはひそやかな行列ができ、
できていなくても中は満席である確率が90%以上なわけで、
ひとり酒の身分としては、並んででも飲みたい女と思われたくないという小さな世間体に屈服し、「いつかたまたま入れる日」を待っていたのだ。


ひそやかな行列、というのはテレビで話題のラーメン屋みたいなミーハーなムードではない
おごそかな人の整列具合をさす。
待ってるほうは、中をこれ見よがしに覗いて先陣の客にプレッシャーをかけたりしない。


そんなわけで雨の日を狙った。
「カッパ」には雨のほうがお似合いだと思った。
とてつもなく寒い夜だった。

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