「EXCERIATM」シリーズ

東芝は、SDメモリカード規格Ver.3.0の高速インターフェース規格「UHS-I」対応のSDHCメモリカード3シリーズ9製品を、4月下旬から順次発売する。高速インターフェース規格「UHS-I」対応のSDXC/SDHCメモリカードを新ブランド「EXCERIATM(エクセリア)」として展開し、ラベルデザインを一新する。

新ブランド名「EXCERIATM」は、「Excellent(すぐれた)」と「Experience(体験)」を組み合わせた造語。転送速度が速いことでハイビジョン(HD)動画の記録やデジタルカメラの高速連写が可能になることから、「すぐれた体験」ができることを表現した。

最大書込み速度別に「Type 1」「Type 2」「Type HD」の3シリーズ9製品で、「Type 1」は、新コントローラの採用などによって、最大読出し95MB/秒、最大書込み90MB/秒で、世界最高水準の転送速度を実現した。「Type 1」は、容量32GB「SD-GU032G1」、16GB「SD-GU016G1」、8GB「SD-GU008G1」をラインアップする。発売は7月の予定。

「Type 2」の転送速度は、最大読出し95MB/秒、最大書きみ60MB/秒。容量64GB「SD-GU064G2」、32GB「SD-GU032G2」、16GB「SD-GU016G2」をラインアップする。発売は8月の予定。

「Type HD」は最大読出し90MB/秒、最大書込み30MB/秒。容量32GB「SD-GU032GH」、16GB「SD-GU016GH」、8GB「SD-GU008GH」をラインアップする。発売は32GB「SD-GU032GH」が5月下旬、16GB「SD-GU016GH」と8GB「SD-GU008GH」が4月下旬の予定。

実勢価格は、「Type 1」の容量32GB「SD-GU032G1」が1万5000円前後、「Type 2」の64GB「SD-GU064G2」が3万円前後、「Type HD」の32GB「SD-GU032GH」が1万4000円前後の見込み。そのほかは未定。