2015年上半期No.1、シュナイダーエレクトリックのUPSで夏の落雷・電気トラブルからデジタル機器を守る

2015.7.31 18:00配信
BCNランキングのUPS部門で2015年上半期No.1に輝いたシュナイダーエレクトリック

世界的に電源供給が安定している国である日本では、送電事故や大規模な停電が発生するリスクは比較的少ないが、台風や落雷など自然災害を原因とするトラブルが発生する確率は高い。ウェザーニューズが発表した2015年7~9月の「ゲリラ雷雨傾向」のデータによると、2015年の全国のゲリラ雷雨発生回数は2014年の1.4倍に増えるという。特に関東から近畿にかけての地域は発生確率が高く、関東甲信地方では約2倍、ピーク時期の8月には約3倍の頻度でゲリラ雷雨が発生する恐れもあるようだ。

また、夏本番となれば冷房器具がフル稼働する機会が増える。家族が集まる時間帯に電気を使い過ぎて安全ブレーカーが落ちてしまうこともあり得る。なにかとデジタル機器の故障につながる問題が多いこの季節。トラブルを未然に防ぎたいなら、「UPS(無停電電源装置)」を用意しておけば安心だ。

BCNランキングのUPSカテゴリで2015年上半期販売台数No.1を獲得したのは、フランスに拠点を置くエネルギーマネージメントの総合ソリューションカンパニー、シュナイダーエレクトリック。前年比で販売台数を106.2%に伸ばし、ライバルのブランドを大きく引き離す格好でトップに立った。その躍進を支えているのは、日本市場のニーズをフォローするきめの細かいものづくりのマインドだ。

●多彩なネットワーク機器の登場で、UPSの需要が増加

家庭のデジタル機器は、室内の壁コンセントやそこから伸ばした延長コード接続して電源を確保していることがほとんどだろう。この状態で、落雷などが発生し瞬間的に電源が供給が止まったり停電になったりしてしまうと大変だ。たとえ一瞬でも電源供給が止まると、故障やデータの消失など、さまざまなトラブルの要因になってしまうからだ。デジタル機器の特有の弱点といえる。そんなトラブルを未然に回避するのが、本体にバッテリを内蔵する電源バックアップ用機器であるUPSだ。

UPSをデジタル機器とコンセントの間に挟んで接続すると、電源異常が発生したときに、UPSの内蔵バッテリから一定時間の給電を行い、接続機器を安全にシャットダウンするためのソフトが立ち上がる。高電圧が流れ込むのを防ぐ機能もあり、デジタル機器をトラブルから守るのだ。

例えば、バッテリを内蔵しないデスクトップPCや外付けHDD(ハードディスクドライブ)では、保存したデータの消失や記憶媒体そのものの破損という最悪の事態を防止。インターネット回線、固定電話・FAXの場合は、機器を動かすための一時電源を確保し、非常時の通信を可能にする。さらに、HDD/BD(ブルーレイディスク)レコーダーであれば、内蔵HDDを保護し、録画予約の意図しないキャンセルを防ぐなど、幅広い種類のデジタル機器でメリットがある。

以前はサーバーに保存されているデータの保護など、企業を中心としたニーズが多かったUPSだが、最近は一般家庭でもNAS(ネットワークハードディスク)が普及。スマートフォン(スマホ)やデジタルカメラで撮影した写真データ、あるいはCDリッピングや配信サイトからダウンロード購入した音楽ファイルの保存先として活用されるようになり、個人のユーザーがUPSを導入するケースが増加している。

●最新のデジタル環境にマッチする、シュナイダーエレクトリックの「正弦波出力」モデル

最新のデジタル環境に適合するUPSを選択する際に気をつけたいのは、「PFC電源」に対応する「正弦波出力」モデルを選ぶ、ということだ。現在、多くのメーカーが発売するPCやNASなどのデジタル機器は、高周波電流と呼ばれる電源ノイズを抑えるための力率改善回路を搭載した電源装置「PFC電源」を採用している。そして、一般的なPFC電源の場合は「正弦波入力」のみをサポートすることが多い。シュナイダーエレクトリックは、この正弦波出力をサポートする、スリムでコンパクトなデザインのUPSを豊富にラインアップしている。ここで特に人気の高いモデルを2機種紹介しよう。

まず、高性能デスクトップ型UPS「APC RS 550」。一般家庭での導入が進むNASのデータ保護用途に最適なUPSとして注目度が上昇中のモデルであり、ブランド認知を広げている立役者だ。PC周辺機器の待機電力削減も可能な電源保護ソリューションとしての魅力もアピールしている。

自動電圧調整機能のほか、製品本体に付属する専用UPS電源管理ソフト「PowerChute Personal Edition」で、落雷や停電など電源障害が発生した場合も、接続するデジタル機器の安全を保護する。過負荷やショートでUPSの出力が停止した場合は、本体のボタンをワンプッシュするだけで復帰できるサーキットブレーカーも内蔵。本体には合計6口のバックアップコンセントを搭載し、その内3口は電源障害の発生時に、瞬時に接続機器へバッテリを供給するバックアップ機能つきだ。

コンパクトなので設置の自由度が高く、本体内部パーツの接合には鉛フリーのハンダを使ったエコ設計を採用。運転中の動作状態や消費電力量、バッテリ交換時期などを、本体のLCD表示と警告音で通知してくれる。

次に、自動電圧調整機能で万一の電源障害時にも安全なバッテリ供給ができる、ひときわスリムなUPS「APC GS Pro 500」。「APC RS 550」と同様に正弦波出力に対応し、家庭でも手軽に導入ができるUPSとして販売台数を伸ばしている。

本体内蔵のリチウムイオンバッテリの寿命は平均8年のロングライフ設計。鉛電池を搭載した従来モデルから、さらに軽量化を図った2.2kgのきょう体はA4サイズで、ルックスもスマートだ。個人の事務所や店舗、プライベートルームのデスクトップなど、スペースが限定される場所にも簡単に設置できる。消費電力も従来モデル比で約3分の1となり、省エネ設計を追求している。

応答のないネットワーク機器に対する自動リスタート機能や電源障害が発生したらメールでユーザーに知らせるメール更新機能も備えた。バッテリ交換に特別な専用工具がいらないので、ユーザーが手軽に取り替えられるのもうれしい。メンテナンスフリーなので、初めてのUPSにおすすめの一台だ。

オフィスだけでなく、家庭でもデジタル家電のコンディションを良好に保ったり、大切なデータを不意の電源異常から守ったり、個人単位での対策が求められる時代。大事なデジタル機器やデータを自己責任できっちり守り抜くために、UPSは心強いパートナーになってくれるはずだ。なかでも、シュナイダーエレクトリックのUPSは、現代のユーザーが期待する先進機能と使い勝手のよさが高い評価を受けているということを覚えておきたい。(オーディオビジュアルライター・山本敦)

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