BORN

7月22日にミニアルバム『オルタナティヴ・タランチュラ』をリリースし、夏からはツアーも始まり9月6日には赤坂BLITZのワンマン公演も控えてるBORN。記事タイトルへの回答からバンドの近況、新作の話まで伺ったロングインタビューです。

BORN・猟牙(Vo)

――まずはBORNの現状を伺いたいんです。というのは今年5月の猟牙さんのブログ記事が気になっていまして。様々な事情があって雑誌に露出が減っている、と。

猟牙:そうですね、最近は主なヴィジュアル系の雑誌には色んな事情で載れない、 でもファンの子から「何で載ってくれないんですか」とかめっちゃ言われたんですね。

――こういうWEBサイトでのインタビューももちろんですが、雑誌もファンの方にとっては重要な情報源ですし。

猟牙:BORNのファンの子はもう俺たちの情報は分かってくれてると思うんですけど、「新たなファン層に対してアピールできる雑誌に載らないのってもったいなくないですか?」って意見がめっちゃ来たんですよ。

だからそれをふんわりと皆に伝えてあげたと。 こういう事情があるんだよ、 と。
音楽誌にバンバン載ってると”今キテるバンド”感って出やすいじゃないですか。

――そうですね。

猟牙:それをうちらは今できないわけで、 だからもう載れないからってうずくまっててもしょうがないじゃないですか。その中でじゃあどうするかってなると、「カッコいいライブいっぱいしていきましょうね」と。

――それは本当に正しいと思います。 でも仕事や学校の都合だったりでライブまで行けない人たちも少なからずいると思うんです。そういう人たちにとってはBORNの現状といういうのがおそらく今少し見えづらい、やっていることが伝わりづらいと思うんですよね。

猟牙:ですよね(笑)。

――ちょっと失礼な言い方になるんですけど、「BORNは大丈夫なのかな」と。

猟牙:そう!今日はそういう話をしてください。 ガンガン行きましょう(笑)。