「子どもが言うこと聞かない」「なぜ泣いてるかわからない」「旦那が育児参加してくれない」などが理由で、イライラしてしまうことはありませんか?

育児疲れで、いつもよりイライラの限界が早いとき、必要以上に子どもに怒ってしまうなどすれば、あとから後悔することも多いものです。

そこで子育て中、イライラしたときの対処法を、親子関係改善「聴く子育て」カウンセラーで、傾聴講師の白石安代さんに教えていただきました。

ママの子育て中のイライラを解消する方法

ママが子育て中によく感じるイライラを解消する方法について、生産的な方法を白石さんに教えていただきました。お悩み別に見ていきましょう!

1.子どもが言うこと聞かなくてイライラ!

(1)「子どもが言うことを聞かないのは、何か理由があるのかもしれない」と考える。

白石安代さん(以下、白石)「何かに夢中になっていて聞こえていない(気づかない)、言葉の意味が伝わっていない(理解できていない)、うっかり忘れているなどの原因を想像するのです。

聞こえなかったのかな?意味が分からなかったのかな?私の言いたいことが伝わらなかったのかな?忘れちゃったのかな?子どもなりの事情でもあるのかな?など、一呼吸おいて理由を考えることでイライラしにくくなります」

(2)「期待が大きすぎないかな?」と振り返ってみる。

白石「例えば『片付けなさい!』と言ってもできないときは、まだひとりでできる年齢ではなかったり、やり方がわからなかったりするだけなのかもしれません。

私たち親は『自分でできる子になってほしい』『将来、困らないように』と願うものです。けれど、子どもの発達や年齢に合わない期待は、高すぎるハードルの場合があります。

成長すれば自然とできるようになることも多いので『今はまだできないんだな』といったん、あきらめることでイライラしにくくなります」

(3)それでもイライラが止まらないときは「子どもは親の言うことを聞くに越したことはない」と言い換え、心の中でつぶやく。

白石「本当は子どもにやってほしいことや、やめてほしいことを伝えたいだけなのに、“言うことを聞かないこと”にフォーカスして、イライラしてしまっていませんか?

『~すべき!』は、してもらえないときに強い怒りに変わります。ですので、『~するに(しないに)越したことはない』と言い換えてゆるめていくと、だんだんイライラしにくくなっていきます」

(4)イライラの下にある、自分の“本当の気持ち”を感じる。

白石「イライラしてしまうのは子どもを心配する気持ちだったり、不安な気持ちだったり、言うことを聞いてくれないと怖いことが起こりそうという気持ちがあるから。その自分の“本当の気持ち”に目を向けましょう。

そして『私は心配なんだなぁ』『不安なんだなぁ』『怖いんだなぁ』と口に出してみること。口に出すなどしてネガティブな気持ちと向き合うことで、イライラが消化されやすくなりますし、穏やかな気持ちを取り戻すこともできます」

2.子どもがなぜ泣いてるかわからなくてイライラ!

(1)「子どもが泣いている理由をきちんと理解し、完璧に対応するのは不可能である」と考える。

白石「母親だからわかるはず・できるはずということはありません。子どもの心を読むことは誰にもできませんし、できないからといってダメな母親ということでもないのです。『母親なのに』『母親だから』はないものと思いましょう」

(2)「泣くこと」のとらえ方を変えてみる。

白石「『泣くのはよくないこと』という思いがどこかにあるのかもしれません。子どもがなかなか泣き止まないと『何がよくないのだろう?』『何をしてあげれば泣き止むのだろう?』と泣かせないこと、泣き止ませることを頑張ってしまいがち。

または泣かれると母親失格と言われているような気がしたり、自分の無力さにイライラしてしまうのでは。

うまく言葉にできない子どもは、“泣くことで自分の思いを表現しているだけ。”と考えるようにするといいです。

無理に泣き止ませようとしなくても大丈夫。

泣く理由を探そうとするより、子どもの気持ちを受け止め、代弁してあげると良いです。『悲しかったね』『くやしかったね』『怖かったね』など大人が言葉で返すことで、子どもは自分の感情に気づき、心が成長していきます。

また気持ちを受け止めてもらった子どもは、共感されたことで安心感を得るので早く泣き止むことが多いです。逆に、安心したことでもっと泣く場合もありますが、問題ありません」

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