自己肯定感が低すぎる女性

最後にRYOTAさんが挙げたタイプは、「意志が弱くて男性の言いなりになってしまう、自己肯定感の低い女性」です。

「趣味や好きなことがあまりない」など、自身のライフスタイルに関するこだわりの薄さが、自己肯定感が低い女性の特徴とのこと。

RYOTAさんのお話をうかがっているうち、この「自己肯定感」というのがキーワードだなと感じました。

心が伴わない男女関係を求められた際に「NO!」と言えないのも、包容力のある年上男性に頼りたい気持ちが強いのも、自我を強く持てていないことの表れではないでしょうか。

「どうしよう、こんなのイヤだな……」と思うような仕打ちをされても自己主張できない。そこを見抜かれて、不倫相手として「お手頃」だと見なされ、軽く扱われてしまうのでしょう。

ひたすら人の言うことを受け入れる女性にならないで、自分の内側は自分の意志でしっかり満たしておくことも、その種の危険を寄せつけない方法の一つと言えそうです。

また、RYOTAさん曰く"好きな人のためなら、いつでも都合を合わせるよ!"というセリフは要注意!」。他愛もない雑談であっても、異性がいる場面で寛容すぎる恋愛観を披露してしまうのは危ないみたい。

以上3つの中に、自分が当てはまるタイプがあったら、アラートが鳴っている状態だと自覚してくださいね。

彼の都合を尊重してペースを合わせる、ひかえめな女性。もしかして結構「いい子」なんじゃないかな? という印象さえありますが、ズルイ男性はちゃっかり、その「いい子」を欲望の処理に利用してしまいます。

お人好しはほどほどにして、時にはわがままを言ったり自分の予定を優先したりするくらいでちょうどいい。自己肯定感を高めた先で出会えるのが、心の底から本当に信頼できる男性なのでしょうね。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。