山崎武司(中日ドラゴンズ)……44歳にして10年ぶりのドラゴンズ復帰を果たした衰え知らずの大砲・山ちゃんの趣味は、

ミニカー収集。巨漢山崎の手に包まれし、ちっちゃなミニカー……。なんかかわいい光景だ。

月刊 Dragons (ドラゴンズ) 2012年 02月号

山本昌(中日ドラゴンズ)……その山崎より、さらに3つ上の山本昌の趣味はラジコン。説明しよう。ミスター・マサのラジコン趣味であるが、

ハッキリ言って趣味レベルじゃないのだ。その操縦テクニック、そのチューンアップ知識、どれをとっても、もはやプロレベルであることは有名。

かつては山崎武司とともに、“山山杯”なる冠イベントも開催していたほど。今年は山崎復帰で“山山”イベントも復活?

 

平野謙(中日ドラゴンズ)……現役時代は中日、西武で計9回もゴールデングラブ賞を受賞した名手・平野の趣味は絵。

絵を観るのか、絵を描くのか、絵を買うのかは不明だが、とにかく絵。絵を言ったのは、ミスター平野だけです。

 

吉見一起(中日ドラゴンズ)……新生ドラゴンズの選手会長に就任した、球界のエースの趣味はお散歩。

なんか、わかるね。まったり系、癒し系の吉見にはぴったしでしょう。

月刊 Dragons (ドラゴンズ) 2011年 09月号

小田幸平(中日ドラゴンズ)……メガネがトレードマークの小田捕手の趣味は、メガネ収集。なんかわかるけど。なんか意外。

チームによって、ゲーム展開によって、メガネチェンジしてんのか?

 

中西親志(東京ヤクルトスワローズ)……現役時代は古田の控え捕手としてチームを縁の下から支えた、中西コーチは、円周率を30桁まで言える……らしい。

 

飯原誉士(東京ヤクルトスワローズ)……彼には3つの趣味がある。ゲーム、パソコン、それはいい。で、3番目の趣味、これが問題だ。

だって、マクドナルドのドライブスルーって……なんやねん、これ。

 

村田真一(讀賣巨人軍)……チューコーチの趣味は、音楽鑑賞(矢沢永吉)と記している。わざわざ矢沢永吉と記してる。つまり矢沢永吉の曲鑑賞ということですな。

 

東野峻(讀賣巨人軍)……ローテの一角を担う東野の趣味は、料理です。昔の野球選手の趣味にはなかったよなぁ。マージャンとかパチンコばっかだったもん。

プロ野球界にも料理男子の波来るということでしょう。ほかにも数名いますから。

月刊 GIANTS (ジャイアンツ) 2010年 08月号

江柄氏子裕樹(讀賣巨人軍)……東芝からドラフト6位で入団した150キロ右腕の趣味は、お酒を飲むこと。そうなんだろうけど、なにせこのご時勢。

お酒が趣味と、はっきり言っちゃうプロ野球選手は、実はもはやいないんです。それなのにアンタって人は、この男前!

 

藤川球児(阪神タイガース)……趣味は“グルメツアー”。単なるグルメでもなくグルメ巡りでもなく、ツアー組んじゃいます。うーん、カネかかってそう。

藤川球児 ストレートという名の魔球 (ヨシモトブックス)

金本知憲(阪神タイガース)……兄貴の趣味はズバリ“新井いじり”。あの、新井貴浩いじりです。今年のキャンプも『新井「三冠王」Tシャツ』で登場してもんなぁ。

併殺王に失策王、そして小っさく打点王と書かれたTシャツでした。わざわざ作ったのね?  「ええやろ、このTシャツ」と悪意満面の笑みで披露してたもんなぁ。

ちなみに、いじられまくっていた新井の趣味は洋楽鑑賞ですけどね。

虎バン 金本知憲 鉄人の歩み

岸本秀樹(広島東洋カープ)……広島の中継ぎ右腕の趣味は、地酒収集。ノーマルな趣味の多い広島勢の中では際立ってる趣味でした

 

中根仁(横濱DeNAベイスターズ)……ボディービル。確かにやってそう、現役時代から屈強な体の持ち主でした。

そして、コーチになってもバリッバリッ鍛えてます。大会出るんでしょうか?

 

というワケでした。趣味をインプットして選手を覚える。いわゆる逆引き活用術で選手を覚えるのも、選手名鑑の楽しみ方のひとつかもしれません。

おおさわ・なおき 編集者歴20年強。趣味は、読書と落語とお笑いとスポーツ観戦(特にプロ野球と大リーグ、メジャーリーグなんていいません、大リーグです)を深く愛する。おまけにねこも深く愛しております。