6. きゅうり

一年中、買うことができる野菜ですが、夏が旬のきゅうり。95%が水分なので、汗をかく夏に向かっておすすめです。カリウムが豊富なので、夏のむくみにも役立ちそうです。

サラダやぬか漬けで販売されていますが、キュウリは洗って、そのまま食べることができる便利な野菜。小腹が減ったら、お菓子ではなく、キュウリを丸かじりしましょう。

7. サラダ菜

ヨーロッパ原産のレタスの中のサラダ菜。含まれているビタミンAは、皮膚や爪などを丈夫にする作用だけでなく、悪玉コレステロールを減少させる効果も期待されています。

全身に酸素を運ぶ役割がある鉄分は、不足するとめまいや倦怠感を感じやすくなるので、夏には欠かせない成分。

サラダに使われていることもありますが、食べやすいで、総菜の炒めた肉や魚の付け合わせにすると食べやすいですよ。

8. ハツカダイコン

種をまいてから20日で食べられることから、その名がついたハツカダイコン。赤い小さいカブのような形をしています。

赤い色素はシアニジンという成分でアンチエイジング、コレステロールの上昇を抑える効果が期待。消化酵素のジアスターゼを含有。生で食べることをおすすめします。

丸ごと、塩とレモンやドレッシングなどをかけたりしても、美味しいですし、葉の部分と一緒に野菜スープにしたり、オリーブオイルで炒めるとさらに食べやすくなりますよ。

なぜダイエットに野菜が良いの?

全般的に野菜には、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性の食物繊維があります。

水溶性の食物繊維は腸内でゲル状になり有害成分や余分な栄養素の吸収をしにくくし、不溶性の食物繊維は数倍から数十倍に膨らみ、腸壁を刺激し、便秘の改善が期待されています。

そして、食事の前に食べることで食べ過ぎを防いてくれるのです。

野菜はカロリーが低く、ビタミン、ミネラルも豊富に含有。きれいに痩せるためにも健康のためにも欠かせません。たっぷりの野菜を取り入れて、健康でキレイになるダイエットをしましょう。

<参照>

  • 『旬の野菜と魚の栄養辞典』(株式会社エクスナレッジ
  • 『栄養成分の辞典』(新星出版社)
  • 旬の野菜の栄養辞典』(株式会社エクスナレッジ)
  • 色の野菜の栄養辞典』(株式会社エクスナレッジ)

栄養士。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで、広くダイエット指導。溢れるダイエット情報を精査して、正確で信頼できるものを発信しています。体の中から美しくなる情報もお届けしています。株式会社アリオール代表。