長男のアレルギーをきっかけに料理を始め、オーガニック食品による無添加手作りを実践している料理家の宮川順子さん。著書『料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由』から、すき焼き風味でご飯がすすむ!<ステーキ弁当>のレシピをご紹介します。

<Point>

ご飯によく合うすき焼き風味のステーキ弁当です。きのこと青菜で味のバランスをとります。長男のクラスではかなり評判だったようです。

材料(弁当箱大1個分)

ステーキ用牛肉…1枚
しめじ(マッシュルーム、シイタケ、エリンギなどでも可)…1パック
ほうれん草(小松菜)…1/2束
割り下(みりん、醤油を同じ割合で合わせたもの)…大さじ2
七味唐辛子…少々
塩、こしょう…各適量
ごま油…大さじ2
ご飯…2膳分

作り方

1. ほうれん草は下ゆでし、しっかりと絞って食べやすい長さに切る。しめじは根元を切り落としてほぐす。弁当箱にご飯を平らに入れる。

2. フライパンを熱くしてごま油大さじ1を入れ、肉を入れて片面30秒ずつ焼き、割り下大さじ1を加えてまぶす。網などにとって温かいところに置く。

3. 1のフライパンに残りのごま油を入れ、しめじを入れてさっと炒め、ほうれん草も加え、塩、こしょうをふって混ぜ、ご飯をおおうようにのせる。

4. 2を食べやすく切って3の上に並べ、網から落ちた肉汁と割り下の残りをフライパンに入れて弱火にかけ、少し煮詰めて牛肉にかける。

<炊飯器だけでできる!「手作りロースハム」レシピはこちら>

フォトギャラリー【写真】炊飯器でできる「手作りハム」の作り方を写真で見る
  • 1. 豚肉をたこ糸できつめに縛って塩をすり込み、30分程度置く。出てきた水分をふき取る。  2. Aの材料を混ぜ、塩が溶けにくければ火にかけて溶かす。  3. 密閉袋に1と2を入れて空気を抜き、最低5~6時間、できれば12時間程度冷蔵庫で漬け込む。
  • 4. 炊飯器に3とかぶる程度の水を入れてふたを閉め、「保温」にセットして6~7時間保温する。
  • 5. 袋から出し、ひもを外して切り分ける。厚切りにしてハムステーキにしてもよい。

 

料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由

子どもを守るために、バブルOLがド根性母ちゃんへ変身!
人気料理家・宮川順子の涙と笑いの15年レシピエッセイ。

料理を楽しむコツがたくさん詰まった、ずっと持ち続けていたい一冊です。

<コンテンツ>
・家庭料理の一番のコツは「頑張らない」
・調理は「煮る」と「焼く」ができればいい
・食材の「旬」と「産地」を考える
・料理は献立が8割、「おいしい」は2割
・汁物は毎日3回あっていい
・毎食手作りのタイムマネジメント
…etc.