2.自分以外の男を好きな事実を受け入れられなくて

「初めて付き合った彼女で、顔もスタイルも好みだし絶対結婚する!とまで思っていました。

でも、女友達との食事や買い物とか、俺との時間に満足してくれない彼女にイライラすることが増えて、喧嘩ばかりしていたらある日『もうやっていけない』と振られてしまって。

友達には『お前が悪い』って言われたけど、彼女なら俺との時間が一番じゃないですか?

休みの日なんてわざわざ約束しなくても彼氏といるのが普通だと思うんだけど……。『たまには女友達とも遊びたい』って、本当は男と会ってるんじゃないかって言ったら怒っていました。

でも好きだし、彼女もいつか気づいてくれるはずってなんとか友達付き合いを続けていたけど、二人きりになるのを避けられたりLINEも既読スルーが多かったり、つらかったですね。

で、ある日『好きな人ができた』って言われて。

俺以外の男が好きって事実をどうしても受け入れられなくて荒れてしまい、酔っ払って夜中に元カノの家に押しかけたり『やり直してくれないと県外に引っ越す』とか迫ったり、いろいろと迷惑をかけました。

最後は元カノの女友達から『もう近づかないで』って言われて目が覚めたけど、みんな失恋したときってどうやって諦めているの?」(25歳/製造)

「自分との時間を優先するべき」と考えるのは男性の勝手ですが、それを彼女に押し付けても、窮屈なお付き合いを強いられれば愛情は冷めていきます。

こちらの男性は自分の独占欲の強さを否定しますが、彼女の気持ちを尊重できないのが復縁に失敗した理由。

元カノにばかり変化を求めても、愛情が戻るはずがありません。

復縁を受け入れてほしいなら、まず自分が変わること。別れた原因を克服できていないのに、いい関係は築けませんよね。

別れた元カノへの未練から復縁を求める男性は多いですが、「どうして別れたのか」「どうすれば元カノが振り向いてくれるのか」、こんな視点がないことで失敗する例はたくさんあります。

度が過ぎた独占欲は、まっすぐな愛情を持てません。自分の満足だけを考えるのではなく、「相手があってこその復縁」であることを、もう一度問い直してみる必要があります。