「強烈すぎる黒歴史」としか言えないような彼氏と交際してしまうと「別れて、正解!」としか言えない苦い思い出になるようです。

そこで今回は、女性たちが「別れて、本当によかった……」と安堵すらしたという、ウザカレのエピソードを集めました。

ケース1. ヒモ狙いの嘘つき男

「小さいけど会社の経営者をしていて、それなりに羽振りもよかった元カレは、一緒に住んでから最低な男だと気付きました。

外で会っているときには、豪華なディナーやホテルデートをご馳走してくれていたのに、いざ一緒に住んでみたら、ほとんど収入がなく、私の稼ぎで生活をする羽目になった上に、お小遣いまで要求してくるヒモ男に変身。

あとから知ったのですが、私と外で会っていた時期には、別の女性と同棲中で、その女性の稼ぎで私とのデートをしていたらしいです。

会社の社長と言っても“名ばかり”で、ほとんど実働していないと知ったのは、同棲してから。

肩書きに騙されちゃいけないなって思いましたし、きっとその元カレは、そうやっていろんな女性を渡り歩いてきたんだと思います。

別れるとき、しばらくはゴネていましたが、ある日帰ったら荷物ごと消えていたので、新たなターゲットが見つかったんでしょうね。

キレイに別れられて、せいせいしました」(35才女性・美容師)

ぱっと見でヒモには見えない男性でも、実は筋金入りのヒモ体質……というオチは、たまに聞きます。

一緒に住んでみないと、なかなかわかりにくそうな本性ですから、こんな男性の被害に遭ってしまうのは、もはや“事故”としか言えませんが……。

ケース2. 大人の仮面をかぶったマザコン男

「12才年上の元カレは、付き合うまでは大人の魅力がある男性だと思っていたのに、大間違いでした。

結婚の話が浮上した頃から、様子が急変。

それまでは母親の話なんて一切しなかったカレが、いきなり母親の話題ばかりになり、マザコンの本性を出してきました。

いろいろ考えた末に『マザコン男との結婚はやめよう』と決意し、私から別れを告げたんですが、そのあとがもっと大変でした。

なんと、母親を引き連れて私に結婚の説得を繰り返し、最終的には母親が泣いて懇願する事態にまで発展したんです。

その話し合いの最中には、40代になっている元カレが『ママから、ちゃんと言ってやって!』とか『ママがきちんとしてくれないから、こうなった』だのって、ありえないほどのマザコン発言を連発していました。

そんな様子を見ながら『結婚前に気づいて、本当によかった……』と、思わずホッとしましたよ」(36才女性・地方公務員)

結婚してから夫のマザコンっぷりに気がつき、後悔している妻も少なくないと聞きます。

このケースでは、結婚直前にマザコンの本性が現れたようですから、間一髪!で難を逃れ、ある意味ラッキーだったかもしれません。