ルール4:”○○”の中身は超具体的に

男性にやんわりと伝えたり、察してもらうというのは無理だと考えた方がよいそうです。お願いするときは「直球どストレート」を意識しましょう。

「家事を手伝ってほしい」だけでは、何をしたらいいかわからないのです。何を、どれくらいの頻度で、いつ、どれくらい・・・。ここまでの情報が必要です。

たとえば、「車の中を掃除してほしい」ではなく、「週に1回は車のシートと床に掃除機をかけて、いらないゴミは全部捨ててほしい」というようなイメージです。

「こんなに細かく伝えなきゃいけないの?」と思う人も多いのではないでしょうか。男性は「失敗したくない」という心理もあるので、これくらい具体的にお願いすれば、「俺に任せとけ!」と、喜んで行動してくれるはずです。

ルール5:理由も一緒に伝える

男性は論理的思考が強いので、理由が納得できるものであれば行動に移しやすくなります。

たとえば、「ゴミはゴミ箱に捨ててね」だけではなく、「家族みんなが心地よく暮らせるように」や「きれいな部屋の状態をキープしたいから」のようにお互いにメリットがある理由がベター。これまでの4つのルールを組み合わせれば完璧です!

ルール6:夫のやる気を一瞬で破壊する4つの”ちゃん”を知る

最後に、夫のやる気を失わせる妻の4つのタイプを理解しておきましょう。

まずは「責めちゃん」これはルール1でご紹介した通り。癖になっている人は要注意です。

そして「察してちゃん」。「部屋が散らかってるな〜」などと遠回しに察してもらおうとしても無理。ストレートに伝えるようにしましょう。

続いて「比較ちゃん」。男性は特に誰かと比較されると男としてのプライドがズタズタになります。「◯◯ちゃんのパパは、毎週子どもを見てくれるんだって。うらやましいな〜」などという比較はやめましょう。

最後に「命令ちゃん」。「◯◯してよ!」という命令口調は、「私が上で、あなたが下」と言っているようなもの。男性はコントロールされたり支配されたりすることをとても嫌います。ルール3の「◯◯してくれたら嬉しいな」を使いましょう。

思い通りに夫が動いてくれる妻の魔法』の一部をご紹介しました。ちょっとしたコツをつかむだけで、お互いに気持ちのよいコミュニケーションがとれそうです。気になる方はぜひ本書をチェックしてみてください。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。