彼を責める言葉は封印して

まずは、「ちょっと、何やってるの? ちゃんと〇〇してよ!」のように、相手のやり方を責めるような言葉を封印しましょう。

いつもとは勝手が違う土地に出かけると、わくわくするような出来事もたくさん待っていますが、よく分からなくて不安なこと、不慣れだったりうまく行かなかったりすることだってあるでしょう。でもそれは仕方のないことです。

彼のすることに何か問題があったとしても、それに対して文句ばっかり言っているような彼女だと、男性はもううんざり!

また、そういう時に彼への責めワードが口を突いて出てくるということは、知らず知らずのうちにいろんなことを彼まかせにしてしまっている可能性があります。

旅行で起きることは、彼だけの責任ではありません。一緒になって迷ったり考えたり、それに励まし合ったり……、何か計画外のことが起きても共同作業でのりきろうとする姿勢が彼女にあれば、喧嘩になりそうな気配も遠のいていくのではないでしょうか。

ネガティブワードは彼の気持ちを踏みにじる

基本的に「つまらない」「疲れた」などのネガティブワードはNGです。

そうだろうな、と何となく分かっているかたも多いかと思いますが、改めて気をつけたいもの。言葉の力に引きずられて気分が下がり、楽しいことまで楽しく思えなくなってしまう場合があります。

また、彼にしてみれば「せっかく時間を作って旅行に来たのに、そういう俺の気持ちを踏みにじられた」という気がしてしまいます。そうなると、後がこじれて大変。

イヤだな、面白くないな……と、つい口にしたくなるようなことの一つや二つはあるかもしれないけれど、そのことが原因でパートナーの気持ちを傷つけたくはない。そんな風に考えてみると、不満をそのまま口にせず、自分の中で折り合いをつけて調整できるようになるかもしれません。

「前から気になっていたの」はしつこい

旅する前から気になっていた不満を蒸し返すのは、NG行為。
「いつも○○するよね。前から気になっていたの」というような蒸し返し式の会話は、危険です。

たとえば、彼に以前からモノを乱雑に置く癖があったとします。そして、宿泊先でも荷物の置き方が気になった。そんな時、軽く注意するだけでなく「いつもそうやって散らかしておくよね。私、前から気になっていたの……」と前の記憶と関連つけた話し方をしてしまうと、相手がカチンと来て言い争いになりやすいです。

旅行では非日常的な時間を過ごしたいもの。旅行の前の情報を持ちこんで喧嘩に発展させるのは、やめておきませんか。