“男子”それはママにとって未知の存在です。

彼らは、わが子といえども異性。赤ちゃん時代は性別を感じる機会はさほどありませんが、言葉を覚え、自己主張をする23歳ごろになると俄然、「なぜそこでソレをする?」とツッコみたくなるような“男子”の片鱗を見せ始めるのです。

漫画家・イラストレーター、まき りえこさんはそんな年頃の男子を“エンジィ(園児)”と命名。4コマコミックエッセイ『園児(エンジィ)のトリセツ』(扶桑社)には、まきさんがブログに綴ってきた息子さんの保育園児時代のエピソードがぎっしり詰まっています。

ともすれば「もう~~~! これだから男子は!」と叫びそうになる保育園男子の生態が、まきさんの視点を通すと可笑しくも愛しい“エンジィ”に見えてくるから不思議です。

『園児のトリセツ』から見えてきた「おバカだけどかわいい!」エンジィの生態とは、どんなものでしょうか? 男の子ママなら「わかる!」とうなずけることうけ合いです!

生態1:耳には“ちくわ”か“ゴールキーパー”が常設

楽しいことには早耳だけど、ママがやってほしいことはなぜか脳まで届かない……。そんな、男の子にありがちな便利機能はエンジィにすでに備わっています。

ママに求められるのは瞬発力ではなく持久力。「何度言ったらわかるの!?」とアツくなってエネルギーを消費するのではなく、その都度、気長に、淡々と、と心得ましょう。

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