共鳴しあういくつもの美しい瞬間、花様年華

怒涛の展開で本編が終わると、スグに沸き起こるアンコールの声、“BTS(ビーティーエス=防弾少年団)コール。すると、いつしかその声は歌声に変わっていく。小さな歌声は、次第に大きくなりやがて大合唱に。誰が先導するわけでもなく、会場には『EPILOGUE : Young Forever』のサビが繰り返し響き渡る。なんとも感動的な場面だ。

そして、活動を振り返り“いまこの瞬間が「花様年華」だと思うか”などのメンバー・インタビュー映像を挟み、迎えるのは、このツアーの最大のハイライトともいえる『EPILOGUE : Young Forever』。多くの楽曲に思春期を生きる若者が抱える苦悩や不安、痛みがにじむが、特にこの楽曲には彼らのありのままが投影されているよう。青春が落とす「影」の部分にスポットをあて、『I NEED U』『RUN』等で描いてきた『花様年華』の世界観は、この『EPILOGUE : Young Forever』という青春アンセムで、暗いトンネルを抜けて光を見出したように感じられる。

海に浮かぶ夕日(もしくは朝日)を背に、「永遠に少年でいたい 僕は」と叫び、「夢、希望、前進、前進」と繰り返すメンバーの声、姿は、まさにその瞬間――青春只中を生きているひとりの“少年たち”の叫びそのもの。そして、彼らと同じ時代を生き、この瞬間を共有するオーディエンスも声を上げ、会場には大合唱が響き渡る。共鳴しあう心は大きなうねりとなって静かな感動が会場を包んでいく。ともすれば気恥ずかしくなるような言葉たちだけれど、未来に向かうまっすぐな心は純粋で美しく、目の前の広がる光景はまばゆいばかりだった。

世界一孤独なクジラに、ひとりの少年(少女)の姿を重ねて歌う『Whalien 52』でも会場中が大合唱する。この素敵な場面に、JIMINは、「こんなに、みなさんと一緒に歌うことができてうれしいです」と目を細める。「さすが! 僕たちは、A.R.M.Yが……♪好きさ~いつでも~♪」(V)と、会場を巻き込んで、そのまま『MISS RIGHT-Japanese Ver.-』へ。メンバーも花道を移動しながらカラーボールを客席に投げ入れ、会場に笑顔の花を満開に咲かせれば、会場はハッピームード一色に。

そして、オリコン週間チャートで海外HIP HOPアーティスト初の1位を獲得した記念すべき日本オリジナルシングル『FOR YOU』をパフォーマンスするといよいよ“エピローグ”。

RAP MONSTERの呼びかけで、最後はメンバーにとっての“花様年華のエピローグ”が語られた。

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