えんそく/撮影・沢田ポンヤ

4月4日に3年ぶり待望のフルアルバム『惡道に死す』をリリースしたえんそく。前作『惡童のススメ』の続編にあたる本作は、「続編」で「4th(フォース)」だから「死す(シス)」――ってダジャレじゃないですか?

と、一見ふざけているようにみえるものの、えんそくだからこそできる、はみ出し者たちの一大抒情詩的世界観と遊び心満載の楽曲は一聴の価値があります。

そのアルバムを引っさげて4月9日の梅田CLUB QUATTROを皮切りに、昼は無料ワンマン、夜は通常ワンマンという前代未聞の全国ツアーを決行中のえんそくに直撃インタビュー。撮り下ろしの写真とともにご覧ください。

ライブに対する向き合い方が変わったかもしれない。(ぶう)

――えんそくの「ウレぴあ総研」初登場が2012年なので、実は初登場から約5年くらい経っているのですが、当時にくらべてバンドを取り巻く相当環境も変わったのでは。

クラオカ:そんな経ってます?

ぶう:たしか最初は西遊記の衣装の時だよ。

ミド:まぁ変わったことといえば、そもそもメンバー変わってますしね。

えんそく・ぶう(Vo)

――それもありますけど、あのときは2度目のO-WEST公演を控えていました。その後えんそくはO-EASTでの2度のワンマンを行って、しかも昨年のO-EASTワンマンは大成功だと思いました。

そういったことを経て、バンドの変化は感じますか?

ぶう:ワンマンが「あたり前のこと」になってきましたね。12ヶ月連続ワンマンだとか、1週間連続ワンマンだとか色々やって。ワンマンの本数が半端じゃなかった。その結果ライブに対する向き合い方が変わったかもしれない。

悪い言い方すると「1個1個のライブに120パーセント出し切る」だったのが、「今回のライブどうする? どの楽しみ方をする?」という風に変化しているかもしれない。

――良い言い方をしたら「選択肢が増えた」ということでしょうか?

ぶう:そうですね、ライブをいっぱいやってきて、たとえば無料ライブや去年のアルタ前(1月に新宿ステーションスクエアで行われたゲリラライブ)のように、「今日は完全に新規に向けたライブをするぞ!悪いけどいつも観てる人はハレの日だし”サクラ”として一緒に楽しんでください」みたいなライブもあるし。

去年は初めてファンクラブ旅行のようなものもやったんですが、「ここはコアな人しかいないだろう」という場所なら、えんそくのはみ出した部分も見せることができますし。

これが単発でドーンとやるワンマンだと、初めて見る人もずっと見てくれてる人も納得させなきゃいけないじゃないですか。手加減するところ、コアなところを考えて、いろんな要素を詰め込んでやらないといけない。

今回のワンマンツアーも無料と有料がセットになっています。
2回あるから、新規に向けたライブと、コアな人に向けたライブとカラーをわけてできるんですよ。

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