番外編:海外旅行

海外旅行も、何ヶ月から、何歳からという決まりはありません。

0~1歳だと親のリフレッシュ目的ですが、3~4歳くらいになれば、「言語の違う国がある」ということや、日本とは違う空気感、文化なども感じとることができると思います(思い出として覚えていられるようになる年齢は、もう少し上かもしれませんが)。

フライト時間が長いヨーロッパなどはまだ幼児には厳しいかもしれませんが、アジア圏ならさほどかかりませんし、フライトは7時間くらいかかるもののファミリー向けなハワイ、時差の少ないオーストラリアなども人気のようです。

注意点

・飛行機は歩く前の子どもならバシネット(乳児用ベッド)席を予約しても。赤ちゃんによって合う合わないはあると思いますが、寝かせられるのでずっと抱っこよりは親の負担が減ります。

・フライト時間が長いようなら、夜の便にして寝る時間に当てるのが良いかも。

・離乳食中なら日本のレトルト製品を持ち込むのが安心。そうでなくても食事には気をつけたいので、衛生面で安心な国を選ぶのがベスト。

・オムツやおしりふきなどのベビーグッズは現地をあまり期待しないで十分な量を持っていったほうが安心です。

・子どもはすぐに熱を出したり、怪我をしやすいので、海外旅行保険には必ず入っておくこと。

悲喜こもごも!ママたちの体験談に学ぶ

最後に、ママたちの体験談をいくつかご紹介します。乳幼児連れの旅の大変さも学びつつ、準備に役立ててくださいね。

「1歳記念にディズニーランドホテルへ。ツインだったけどベッドをくっつけてくれてたり、1歳児のお金はかからないのに幼児用のアメニティも置いていてくれて、さすがのホスピタリティを感じた! 基本的に子どもと遊べる施設の近くの宿はホスピタリティが優れていると思う」(1歳児ママ)

「下の子の出産の産後疲れをとりたくて真冬に強行したら、当日上の娘が風邪をひいて咳と鼻水の嵐! 熱はなかったので行ったけど、咳で娘は夜中何度も起きるし、それに反応して息子も夜泣き…家にいるよりも休まらなかった。子どもとの旅行は体調管理が大変だなと痛感!」(3歳&5歳児ママ)

「10ヶ月で京都&USJに行ったけど時期尚早だった(笑)。『ハリー・ポッター』のアトラクションにつれて行ったら不気味な音に大絶叫して即退散。夜、熱を出して翌朝病院に…USJ近くのクリニックのドクターがおもしろいおっちゃんで腕も良かったらしく、すぐ治ったのは良かった」(2歳児ママ)

「ベビー連れで海外旅行に行くと帰ってからの洗濯物が多くてストレスになるので、我が家は着古した洋服を持っていって現地で着用後捨ててくるスタイルにした(笑)」(1歳&4歳児ママ)

いかがでしたか?

いろいろと予測不能な乳幼児連れでも、ちょっとした準備で旅行を楽しむことはできるはず。

「大変なこともあったけど、いいリフレッシュになったな!」と思える旅になるよう、無理のない楽しい計画を立ててくださいね。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。