4. 会話が出来るか

「やっぱり本命彼女で、今後も大事にしたい人でないと、きちんと時間をかけて話し合おうとはならないです」と、コマツさん。

特に女性側が感情的になっているときに、男性の本音が浮き彫りになりやすいのだとか。そういう時って、男性が一生懸命話しても、こちら側は受け入れられませんよね? これは、男性脳的には理解できないことだそう。

「だからこそ、そこでまずあなたを受け入れてくれる。それから話を聞くだけでなく、解決策などを話し合おうとしてくれるかどうかが重要な要素になってきます」と、コマツさんは言います。

受け入れる、聞く、対応を考える。あなたのことを大事にしたい男性は、これを実践してくれるはずです。

コマツさん曰く「それをしてくれていたとしても、理詰めだったり、自分の価値観を押し付けてきたりしているのは違います。違和感を抱く部分があるのなら、考え直した方がいいです」とのこと。

これまでの喧嘩やいざこざのことを、ちょっと思い出してみてくださいね。

5. 好きな部分だけでなく「尊敬できる部分」があるかどうか

「恋愛と結婚の大きな違いは、やっぱりここかも」と言いながら、コマツさんが最後に提示されたのが“人間的に尊敬できるかどうか”というポイント。

「外見が好き」「こんなところが好き」そこはあって当たり前であり、結婚するのであればベースとなる部分でもあるそう。その上に築きたいのが、“尊敬”です。

「あなたや家のことに配慮した対応をしてくれるかどうかをしっかり見極めて」と、コマツさん。頼んだら嫌がらずにやってくれるだったり、こちらが忙しければ「ピザでも頼む?」と言ってくれたり……。きちんと思いやりを持って動ける人に、人は尊敬の念を抱くものですから、日頃からきちんと観察しておきましょう。


ここまでチェックポイントをご紹介してお分かりの方もいるかもしれませんが、あなただけが頑張ってもどうにかならないものが多いです。「お互いで改善する努力ができるかどうか」もしっかりと判断する基準に含めるといいかもしれません。

「結婚してよかった」と思える人と、あなたが結婚できますように。

■取材協力:コマツマヨ
恋愛・夫婦力向上アドバイザー/ライター。焼酎バーの店長、ウエディンググッズデザインメーカーでの経験や姉御肌な性格を活かして、恋愛・夫婦間の問題に悩む女性向けにコラムを多数執筆。

また、洋菓子メーカーの広報主任だったことも活かして、企業ホームページライティング、社内報インタビュー、東京23区の広報誌も手がけている。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。