『アサヒ/黒十六茶』

 

最後はアサヒの黒十六茶。黒いアルミ缶ボトルにスクリューキャップという、まるでブラックコーヒーを思わせるデザイン。20年近くロングセラーの「十六茶」とは違い、黒ハトムギ、黒米、黒豆などの「黒い素材」だけを使って作られています。また、ポリフェノールも多く含んでいるため、健康が気になる40代以上にもおすすめの飲み物です。

黒い素材だけで作られているとはいえ、その色味は少し赤みがかった濃いブラウン。味は深くてまろやかなのどごし。素材にシイタケやヒジキなども使われているようで、その香りはとても複雑で豊かな印象。後味もとてもスッキリとしているため、どんな食べ物とも相性は良さそう。毎日飲んでも飽きがこない味といった感じ。

 

この「黒十六茶」、お茶と言うより無糖紅茶のようなスッキリした印象のため、中華料理のような脂っこい料理にピッタリ。ピリッと辛みを効かせた「エビチリ」などにも合うこと間違いなし。

用意したのはプリプリのエビの歯ごたえと旨味が楽しめる本格エビチリ。そのとろみが効いたソースも「黒十六茶」が持つサッパリした後味のおかげで、胃もたれすることなくいくらでも食べることができます。また、エビチリのような味の濃い料理でも「黒十六茶」が口の中をスッキリとニュートラルにしてくれます。黒ごま、シイタケ、昆布など中華料理でもなじみのある素材を使っている「黒十六茶」。そのため中華料理の味や風味をジャマすることなくゴクゴク飲むことができます。

食欲の落ちる夏、コッテリした料理でも後味さっぱりにしてくれるアサヒの「黒十六茶」。380ml入りで好評発売中。

この夏新発売の4つの注目飲料はいかがでしたか? どれもこれも企業の本気度が伺える納得の仕上がりとなっています。個性的な4つの飲み物ですが、それぞれに共通するポイントはどれも「グビグビと飲みたくなる」ことではないでしょうか。体内の水分が失われがちな夏にこそおすすめですよ。

食事に合わせて「飲み物」を変えることはよくありますが、今回のように「飲み物」から料理を考えてみるのは意外に楽しいもの。気になる組み合わせがありましたら、ぜひ試してみて下さい。

デザイン、アート、インテリア関連の記事を中心に執筆をするフリーライター。インドア系ライフスタイルメディア「roomie」でも執筆。国内外の人に教えたくなるような小躍りする情報を紹介予定。