2015年4月2日東京ドーム――。
「必ずここでまた会おう」「必ずまた戻ってきます」
「僕が『ただいま!』って言ったら、みんなが『おかえり』って必ず言ってください!」

5万5000人が生み出すパールレッドの煌めきに抱かれながら、ファンと涙で約束を交わしたユンホとチャンミン。

そして、2017年冬――。
ふたりは約束の地に帰ってきた。

東方神起(写真中央)左からチャンミン、ユンホ

8月からアーティスト活動を再始動した韓国出身の人気デュオ、東方神起が12月20日と21日、東京ドームにて全国5大ドームツアー「東方神起 LIVE TOUR 2017~Begin Again~」の2度目の東京公演を行なった。ライブ中盤、ふたりは「約束した言葉があります」(チャンミン)、「この挨拶で全国を回りたい」(ユンホ)と切り出した。あの日と同じ一面のパールレッドの煌めきに向かって、笑顔で「東京の皆さん、ただいまー!」と叫ぶと、「おかえりー!!」という歓喜の声が返る。「ちゃんと約束を守ってくれてありがとうございます」(ユンホ)、「皆さんのおかげでまたドームライブツアーができるし、ここ東京ドームの舞台に立つことができていると思います。本当にありがとうございます」(チャンミン)。2年半ぶりの“ホーム”で目にする、変わらぬ光景のありがたみを噛み締めるふたりをぬくもりが包む。東方神起が、本当に帰って来た。

約2年10ヵ月ぶりにリリースした、ベスト盤ともいえる復帰記念アルバム『FINE COLLECTION~Begin Again~』(10月25日発売)を引っ提げ、11月の札幌ドームを皮切りに、全国5か所のドームで17公演も行うという驚異的なツアー。タイトルにある「Begin Again」には、「東方神起の歴史が再び始まる(再始動)という意味が込められている。が、チャンミン曰く、「略して、ビギアゲツアー。Bigeast(ビギスト=東方神起の日本ファンクラブ)の皆さんやBigeast以外の方も“アゲて”しまおうという意味」もあるんだとか。その言葉通り、アルバム収録楽曲を中心に、新曲やライブ鉄板曲メドレーを織り交ぜたセットリストにド派手な演出、そして何と言っても「これが東方神起だ」と言わんばかりのパフォーマンスで魅せた3時間半、盛り上がらないわけはなかった。

「赤」と「青」。ユンホとチャンミンの、美しい対(つい)をオープニング映像で再確認すると、情熱たぎるレッドオーシャンの波はいよいよ高くなる。鐘の音とともに、左右に分かれていた「赤」と「青」の鳳が重なり、メインステージには、ツアーのロゴでもある「双頭の不死鳥」が姿を表した。その身を自ら燃やして蘇り輝き続ける火の鳥――それは、決して絶えることのない東方神起そのものだ。メインステージ左右に分かれ、囚われて(閉じ込められて)いたキューブ型のボックスを内側から叩き壊すユンホとチャンミン。ユンホが一番気に入っているというこの演出は、これまで凍結していた時を壊し、『Reboot』の歌詞「動き出す時間とStory」を象徴しているようにも感じられる。

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