さて、検査結果は……?

添付の解説書には結果が出るまで2ヶ月と書かれていたが、記者の場合はキット返送からちょうど1ヶ月で検査完了のメールが届いた。

ここから先は個人情報の塊みたいなものなので、やや端折り気味になる点はご容赦願いたい。

ログインして専用ページに移動すると、色とりどりのグラフやアイコンが遺伝子検査結果を教えてくれる。

・遺伝子リスク
・遺伝子的特徴
・DNA合致度
・DNA合致度リスクグラフ

遺伝子リスクと遺伝子的特徴の欄は、両親から受け継いだ先天的な特徴やリスク度を示しているそうだ。残りのDNA合致度は、あらかじめ登録時に回答しておいた生活習慣(ライフスタイルチェック)も加味した総合的な健康リスク評価。

 

記者の場合はトータル評価が100点満点の78点で、“理想のライフスタイル”まであと一歩とのこと。

「遺伝子的特徴」の項目から読み取れる身長、髪質などは驚くほど的中率が高かった。ただし速筋と遅筋のバランスでは、日本人でも19%しかいない遅筋型の遺伝子タイプだったのが予想外。うーむ、子供のころから絶対に速筋型だと思っていたが、この年齢になって意外な真実を知らされるとは。

グラフは安全度の高い順に青→緑→黄→赤と色分けされており、心配だった糖尿病(ただし2型)やカフェイン代謝などの項目は緑ランク以上。フリーライターを続けるうえで気になる腰痛、炎症、変形性関節炎、記憶力も良判定で安心できた。

 

逆に唯一の赤信号は「痛風」のリスク。うわぁ、あの激痛で知られる……。今からプリン体の多い物の飲食は控えよう。GeneLifeからのライフスタイル提案によれば、水やお茶を1日2リットル飲むことも予防に大切だそうだ。

そういえば記者は昔からこまめな水分補給が苦手で、人間ドックの際に注意を受けたことがある。これも今後積極的に改善していこうと思った。このように検査結果だけでなく、心がけたい生活習慣や必要な栄養素まで教えてくれるところがありがたい。