あのときは良かったね」とか、褒め合いたい(笑)

撮影/小嶋文子

――今後、お二人でやってみたいことはありますか。

山中:実は意外とやったんですよね。買い物も、ご飯も、サウナにも一緒に行ったし。あと何だろう?

木村:状況次第だけど、お酒を飲みに行くとか。

山中:いいですね!

木村:撮影中はさすがに忙しくて飲みに行く感じにはなれなかったから。お酒を飲みながらゆっくり話すっていうのもやってみたい。

山中:いろいろ振り返りながらね。

木村:「あのときは良かったね」とか、褒め合いたいです(笑)。

山中:あははは(笑)。そうですね。

撮影/山中柔太朗

――お酒の力を借りればできそうですよね(笑)。放送を観ながらとか。

山中:それいいですね。一緒に観ながら飲むのもいいかも。でも、さすがに仲良過ぎかな(笑)。

木村:仲が深まり過ぎ?(笑)

山中:僕は全然アリですよ。

木村:(笑)。

撮影/木村慧人

――ちなみに、お買い物は何を買いに行ったのですか。

木村:結局、そのときは欲しいものだけを見つけて、「また後日行こう」って話をして買わなかったという(笑)。

――趣味も合っているのですか。

木村:好きな物が似てるかも。

山中:街を歩きながら「この店、知ってる?」って言いながら入ったり。そのとき、慧人くんのことをいいなって思ったポイントがあって、店に入ったらバラバラになって一緒には見ないんですよ。

木村:一緒について回ると気を遣うだろうし、柔太朗も見たいものがあるかなって思って散らばるようにしました。

山中:それがすごく良かったです。で、何となく見終わったら「いいのあった?」って声をかけてくれて。さすがだなって思いました。気を遣っていないようで、すごく遣ってくれているのがわかりました。

©「飴色パラドックス」製作委員会・MBS

――改めて、ドラマの中で、お互いの「ここに注目してほしい」という見どころを教えてもらえますか。

山中:尾上はとにかくかわいらしいシーンがたくさんあります。素直だから思っていることが何でも出てしまうし、それなのに、何でもないことを相手に言えなくて悩んでしまったり。すごく不器用で、「尾上~~~!」ってツッコミたくなるところもあるけど、それも含めてかわいいです。

それでいて、やるときはやるっていう一面もあって。仕事はできるし、頭もいいし、そこはカッコいいって思える。慧人くんのかわいいところと、カッコいいところと、両方が観られると思います。あと、誰からも愛される笑顔も!

木村:蕪木はやっぱりクールな部分と、たまに見せる笑顔とかのギャップに注目してほしいです。それから、大事な場面で言う蕪木のセリフは心に刺さるし、それをあとから尾上が「そんなことを思っていたんだ」って、気付くことも多いので、その辺りもぜひ観てほしいですね。


今回、蕪木がカメラマンという設定から、写真撮影の際にお互いを撮り合ってもらえないかとお願いすると、ノリノリで応じてくれたお二人。ただ山中さんの話によると、カメラマンを演じた自分よりも「慧人くんの方が上手なんです」とのこと。その真偽はインタビュー内のお互いを撮った写真を確認してみてください(笑)。

作品紹介

ドラマ『飴色パラドックス』(全8話)
2022年12月15日より 毎週木曜 深夜1:29(※初回のみ深夜1:20)よりMBS、他にて放送
「Hulu」で見放題独占配信、「TVer」「MBS動画イズム」「GYAO!」で見逃し配信1週間あり