ではどんな風にデッキを構築すればいいのか。

やりがちなのが、赤2枚、黄2枚、青1枚のように、赤・黄・青の3色をすべてまんべんなくそろえたデッキだ。一見するとどんな状況にも対応できるバランスのとれたデッキに思えるが、実際はあまり推奨できない。

というのは、各ダンジョンに出てくる敵の色には偏りがあって、3色のうち1色は"死に色"になってしまう可能性が高いからだ。

たとえば黄系統のモンスターばかりが登場するダンジョンであれば、青カードはあまり役に立たない。ダメージが通りにくくなるのはもちろんのこと、敵からのダメージも増加するので、すぐに死んでしまう。

かといって、有利な赤一色でデッキを構成するのは少々リスキーだ。確かに赤パネルで攻撃できたときのダメージは大きいが、バトルで登場するクイズのパネルの色はランダムなので、単色デッキの場合、最悪何ターンも攻撃できないということも考えられるからだ。

また、3色にするメリットとして赤・黄・青の3色がすべて入った「3色パネル」の力がフルに発揮できるというものがあるが、そもそも3色パネルの問題は正答率がかなり低い難問が多い。これに無理に挑戦するくらいなら、パネルの色を変えるスキルを使った方がいいのだ。ということで3色デッキは推奨できないのである。

 

 

そこでオススメなのが、ダンジョンのモンスターに対して有利な色のカード2~3枚と、ダンジョンのモンスターと同じ色2~3枚で構築する2色デッキである。

これならクイズを選択する際に選べる色が一つもないという事故もそれほどは起こらないし、敵に対して不利になる"死に色"も出ない。デッキの力を100%発揮して戦いを進めることができるはずだ。

 

スキルはいつ使う?

 

バトルでは「アンサースキル」と「スペシャルスキル」という2種類のスキルを使うことができる。

アンサースキルはクイズに5秒以内に回答して正解した際に発動するもの。ダメージをアップしたり同属性のカードのHPを回復させたりといった効果がある。これは5秒位内に回答すれば何度でも発動できるので、毎回狙っていきたい。

 

問題はスペシャルスキルだ。こちらはスキルごとに設定されている正解数を満たすことで発動できるスキルで、効果が大きい代わりに一度発動すると再び規定の正解数を満たすまで発動できなくなる。

このスペシャルスキルをいつ使うかだが、基本的にはボスまでとっておくにこしたことはない。だがバトルの状況とスキルの種類、再発動までの正解数によっては、道中で使ってしまっても構わない。

たとえば敵に大ダメージを与えるタイプのスキル。こちらはだいたいの場合、5~7問程度で発動する。ダンジョンでのバトル数が4回程度であることを考えると、発動できるのは1~2回が限度だろう。となるとできればボスまで温存して一気に使いたいところだ。

また、割合ダメージを与えられるスキルや味方のもHPを回復するスキルも、長期戦になりがちなボス戦で重宝するのでなるべくとっておきたい。