――これから、さらに対バンが増えます。4月27日には、中野サンプラザで開催される「LiVE GiRLPOP Vol.3 ~flowery~」ですね。

なな「共演者の方が、すごい豪華なイベントですよね…。」

いさき「お客さんの反応がちょっとこわいですね。私たちが出てきたときの…。」

かほ「有名な方々が出演される中で、どうお客さんに見られるか…。」

――うーむ、皆さんの中では、不安もあるみたいですね。

なな「でも、やるしかないですね!名前だけでも覚えて帰っていただければ、と思います。この舞台でやらせていただけるだけで、すごく光栄だと思うし、共演者のみなさんのステージを見て、色々学ばせていただけると思います。今言えることは、自分たちもステージを楽しんで、どれだけ東京パフォーマンスドールの色を出せるか、自分たちを信じるしかないですね。」

――勉強、という意味では、豪華ゲストをお迎えしてのCBGKシブゲキ!!での9日間連続の自主企画イベント『東京号泣ライブ@シブゲキ!!  センパイ!よろしくお願いします!』もありますよね。

なな「どんな感じになるのか、想像もつかないですね。」

いさき「いつも「1×0」をやっている舞台で、先輩アーティストをお呼びして、どうなるのか…。」

かほ「先輩方とCBGKシブゲキ!!の舞台に立つっていうのがまだ想像出来ないです。9組もいらしていただけるので、たくさんのことを学べると思います。いろいろ、摂取して…。」

なな「吸収じゃない?栄養じゃないから!(笑)」

――わはは、がっつり取り入れて、摂取する勢いでもイイかもですね(笑)。気になっているアーティストさんもいたりしますか?

なな「本当にすごいアイドルさんばかりで、みなさん気になっています。以前、「Cheeky Parade」さんが「SPYAIR」さんと対バンした時に見に行ったんです。すごく一生懸命さが伝わってきました。」

――チキパさん!いいですよね!

なな「私は『チェケラ!』がすごく好きで、よく聴くんですよ。お客さんを掴むインパクトがありますよね。」

 

 


いさき「27日に共演させていただく「ベイビーレイズ」さんも見に行ったことがあります。パワーとエネルギーがバンバン出ていてすごいですね!引き込まれました。自分たちに無いものがたくさんある方々ですね。」

かほ「私は「Negicco」さんが気になっています。楽曲もダンスもすごいかわいいなぁ、と思って、YOU TUBEでPVを何度も見ています!」

 


――おお、ご本人にも伝えておきます(笑)。今日は長い間、ありがとうございました!

全員「ありがとうございましたー!」


大長編となったTPD特集、最後にお届けするのは、インタビューの中でも語られていた「LiVE GiRLPOP Vol.3 ~flowery~」です。アイドルの聖地中野サンプラザで開催されるこのイベントには、「スマイレージ」「東京女子流」「さくら学院」「Juice=Juice」「ベイビーレイズ」、そしてオープニングアクトとして「武藤彩未」さん、休憩時間のスペシャルアクトに「Little Glee Monster」という豪華な面々が揃いました。

その中で結成一年足らずのTPDが、どれだけ存在感を見せてくれるのか、大きな期待と少しの心配を抱えて中野サンプラザへ。ただ、たくさんのアイドルファンに新生TPDが見つかるチャンス、という予感もしていました。もちろん、全アイドルさんについても簡単にレポします!

 

この日、オープニングアクトを務めてくれたのが、2013年からソロプロジェクトを始動、2014年4月にソロデビューを果たした武藤彩未さん。さくら学院初代生徒会長としても知られます。対バン形式のライブに出演するのは初めて、とのことでしたが、一番最初に『なんてったってアイドル』のカバーを持ってくるなんて、たまらない展開。オリジナル曲の『彩りの夏』も昔懐かしいテイストと最新形アップデート感が融合した素晴らしい曲でした。

なんであんな小さな身体から、あれだけのエネルギーが出てくるんだろう?オープニングから完全に会場をヒートアップさせてくれました。まさしくグッジョブ!

 


次に登場したのがベビレこと「ベイビーレイズ」。2012年の「アイドル横丁夏祭り」でお披露目を見てから何度か拝見していますが、エネルギー量が見る度に上がっていくという印象です。この日は全グループ、一曲目がキャッチーだったんですよね。一曲目に『暦の上ではディセンバー』を持ってきてググッとハートをつかまれました。

新曲の『ぶっちゃけRock'n はっちゃけRoll』もサビが耳に残るってイイ感じ。ベビレ楽曲は印象的なメロディーが共通項かもしれませんね。そうそう、センターの林愛夏ちゃん、どんどん歌がうまくなっていませんか?あのボーカルは天然自然の素晴らしさ!ギュッと引き締まった旨みがありました。

さらに続いて登場の「さくら学院」。伝説の生徒会長、武藤さんを前にしてのステージでしたが、初々しさが溢れていましたね。それもそのはず、3月いっぱいで前年度を引っ張っていたメンバーたちが4人全員卒業(さくら学院には、中学卒業とともにグループも卒業という鉄の掟があるのです)。今回は新たな中学3年生メンバーを中心にした8人による初めてのステージだったんです。

それでも先輩から受け継いだ楽曲たちは健在で、『School days』や『オトメゴコロ。』が新世代にも受け継がれているのはまさしく「学院」という印象。5月5日には転入式があり、新たなメンバーを迎えるとのこと。これからどんな伝統を作っていくのでしょうか?