拡大画像表示 北澤豪選手 ©TOKYO VERDY

11月1日(土)に味の素スタジアムで行われるJ2第39節、東京ヴェルディ対コンサドーレ札幌戦の前に、豪華顔ぶれによるチャリティマッチが行われる。対戦するのは、北澤豪をはじめとする東京ヴェルディのOBたちで構成される『ヴェルディレジェンドスターズ』と、中山雅史ら元日本代表のメンバーたちがずらりと並ぶ『J-LEGEND & MIFA FC』だ。

MIFA FCとはMusic Interact Football for All(音楽とフットボールの有機的融合)を掲げ、サッカー日本代表公式応援ソング『勝利の笑みを 君と』を歌うMr.Childrenの桜井和寿とGAKU-MCが結成したユニット「ウカスカジー」が中心となっており、日本を代表する往年のスター選手だけでなく、ふたりの出場も決定している。

この豪華なイベントが実現した背景を東京ヴェルディの試合運営グループでリーダーを務める渡部一幸氏に伺った。
 

ウカスカジー~MIFA CUPとの出会い

「桜井和寿さんとGAKU-MCさんによる「ウカスカジー」が「MIFA FC」として、今年8月にJ3リーグの福島ユナイテッド戦のオープニングイベントとして福島復興支援エキシビションマッチを行ったことを知り、我々のクラブ内でも話題になったんです。広島で土砂災害があり、クラブとして復興支援ができないかという思いがありました。

MIFAは音楽とフットボールという最強のコミュニケーションツールをキャッチコピーに掲げています。我々は、そのフットボールの側面から、一緒にチャリティイベントを開催させていただけないかと打診したのがきっかけです。その我々の思いにMIFAが応えてくれたことで、今回、このようなイベントが実現することになりました」

チャリティマッチは11月1日(土)、11時5分頃にキックオフされるという。公式戦とは異なりエンターテイメント性の高いエキシビションマッチだけに、当日は10時55分頃から出場選手を一人ひとり紹介していくなど、観客がより楽しめる演出を考えているという。前述の渡部氏は続ける。

「試合は15分ハーフの30分なのですが、公式戦とは趣きを変えて、ピッチサイドに放送ブースを設けるなどして、そこから実況しようと考えています。交代した選手にも放送ブースに来てもらい、場内のお客さんにプレーしてくれた方々の声も届けられればと思っています」