自分が好まないプレゼントや、気配りでも大げさに喜ぶこと

彼女はどうすればよかったのでしょうか。彼氏が差し入れてくれたチーズケーキを無理に食べる必要はありません。喜んだ後に断ればよかったのです。

「ありがとう。あたしの好きなケーキ覚えてくれてたのね。すごくうれしい。今日はちょっとおなかの調子が良くないから、明日のおやつに食べるね」

ウソは良くありませんが、大事な人を傷つけないためなら、許されるのではないでしょうか。

感謝の言葉の後に、やんわりと拒否する。こうすれば角が立つことはまずありません。おつきあいはしていなくても、好意を寄せている人にも、このような返事をすれば、関係が壊れるどころか、距離が一気に縮まります。

また、職場の男性や、男性の友人からプレゼントしてもらったり、サポートしてもらった時もこういった回答は、好感度が上げりますから、ぜひ活用してみてください。

ただし、あなたが好意を持っていない男性に、こういった対応をすると、あなたが異性として好意を感じていると誤解されることがあります。その点はじゅうぶん注意して、大人の対応で切り抜けてくださいね。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログhttp://nomichan2001.cocolog-nifty.com/epsiloncafe/