初代『君が代』は讃美歌風だった!? 発祥の地「妙香寺」で歴史を徹底取材した

『君が代』発祥の地といわれている、横浜の「妙香寺」ってどんなところ? 『君が代』の気になる歴史とは? 横浜のマニアックな情報をお届けしている「はまれぽ」が調査しました。

<横浜のココがキニナル!>

横浜にある妙香寺が『君が代』発祥の地って本当ですか?(TKKさんのキニナル)

 ※本記事は2011年10月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

 

『君が代』発祥の地が横浜に? 雅楽めいた曲調と和歌のような歌詞はなんとなく京都を思わせるけれど、横浜生まれだったとは意外な気がする。

発祥の地は中区上野町にある「妙香寺」とのこと。さっそく元町から麦田トンネルを越えていくと、「妙香寺入口」という交差点があった。

左折して、すぐ突き当たるので右折。
すると目の前に『君が代由緒地』と書かれた石碑がたっている。

 

山門へと続く石段。きれいな四角い石が組まれていて、急角度
山門の屋根には蓮の花をかたどった意匠。厳めしい中に柔らかい風情がある
 

石碑があるのは、妙香寺の山門へと続く階段の手前。
妙香寺は、814(弘仁5)年創立。平安時代初期から続く歴史あるお寺だ。

このあたり一帯の地名は妙香寺台。昔は広い寺領を持っていた名刹(めいさつ)で、明治に外国人の居留地となるまで山手公園のあたりも妙香寺の敷地だった。

石碑の少し先にある急な石段を登って山門から中に入ると、広い境内の突き当りにも『国歌 君が代発祥の地』の石碑がある。そして、もうひとつ、隣に『日本吹奏楽発祥の地』という石碑。

ここは、『君が代』だけでなく、日本の吹奏楽発祥の地でもあるらしい。

山門横にある鐘楼。大晦日には除夜の鐘を突かせてもらえることでも人気だ
 

寺務所でお話を伺うと、まず日本の吹奏楽発祥があって、そこから『君が代』が誕生したとのこと。しかも妙香寺発祥の『君が代』は、現在のものとはメロディがまったく違っていたらしい。

妙香寺の山務員、矢放啓亮(やはなしけいりょう)さんにお話を伺う。京都のお寺からこちらに修行にいらしている

そこで、矢放さんや妙香寺の方に、『君が代』や吹奏楽発祥について詳しくうかがってみた。

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