――『Infection』、歌詞のカギカッコ内が一部空欄ですけど、こちらも規制がかかってしまったということですが。

千秋:「知らん!」って感じです。僕ら無知だから、知ることは大事だと思うんです。前の音源集でも放送禁止用語は使ってたけど、載せてもなんもなかったじゃないですか。その時よりも今は聴いてくれる人が多くなった結果だと思うんです。その知識をふまえて今後も好きなことを書こうと思います。無知っていうか馬鹿みたいに暴走するよりも、全部知ってて走った方が面白いですし。今回はいいきっかけになった。

SORA:俺が千秋だったら暴れまわってますね。歌詞書いてる時に隣にいたから。ふたりでちょっと色々相談してたのに…。アルバムタイトルもそうですよ。物を作るっていうのは大変だと思うんで。それを大人の事情で替えなければならないのは、俺子供だから「は?」としか思えなくて。

千秋:俺はねー、今回はまったく逆だった。大人云々よりも成長したというか。文句なんか言われないってことは、誰も興味が無いってことなんだから。規制かかったからって、押し通せばできたんですよ。タイトルも歌詞も。「どうしたい?」って聞かれたし。そこに深い意味はなかったですね。「いいんじゃないっすか」って。

SORA:この曲は僕がDEZERT入ったばっかりの頃からやってたんで、音源として世に出せたのが嬉しいです。

千秋:これは久々にストレートな曲なんですよ。「わかりやす!」と思って。

――SaZさん作曲ですね。

SaZ :作ったのは結構前ですね。何を考えて作ったのかも覚えてないくらい。

キラ:意外と忙しいですね僕は。

――意外と、というのは?

キラ:イントロとサビのフレーズが…こんなかんじで(ギターを弾く振り)握力が必要で…。

――次の『胃潰瘍とルソーの錯覚』。タイトルが不思議な感じですね。

千秋:最初は「ソジーの錯覚」だったんです。そういう現象があるんです。ぐぐったら出てきますよ。病気っていうかゲシュタルト崩壊みたいな。それこそ錯覚で。共感する部分が一瞬あったんで、その単語を使いたいなと思っていたんですけど。

――そこを変えた理由は?

千秋:「俺コレ知ってるんだぜ?」みたいなのが、「チャレえ」っていうか。ちょっと中2病こじらせてるっていうか…。だって俺、他のバンドがこの言葉使ってたら「ウワァ…」ってなるんで。

――そこから「ルソー」になった経緯は?

千秋:SORAくんに「なんか2文字ない?」って聞いて。「マリー?」「マリーはイエモンじゃね?」みたいに話し合って適当です。

――ジャン=ジャック・ルソーは教育論を書いた人でもありますよね。

SORA:あ、知ってる。なんか授業でやったよね。

千秋:そこはちょっとつながってたんですよね。遊び心です。

――歌詞の方もちょっと構成がひねってありますね。

千秋:僕はそこに関してはノーコメントです。

SORA:この曲は何か別の曲の続きだと思うんですよ。個人的に。

SaZ:前に出してる曲でそれっぽいニュアンスなのあったよね。だから俺らはそのつもりで演奏してます。だから違ったらお門違いの演奏になっている可能性もあります。

――曲調もいいですよね。聞いてて気持ちが良いですし。

千秋:歌ってるとすげー気持ち悪いですよ。

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