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最近、我が家では旅行やちょっと遠くに遊びに行くときは、パパ、ママとだけじゃなくて、おじいちゃん・おばあちゃんを含めて「みんなでいきましょう!」という流れになっているんです。子供もじいじ、ばぁばが一緒に居るとすごく嬉しいようですし、そしておじいちゃん・おばあちゃんも孫ちゃんと遊べてニコニコです。

パパ・ママにとっても、自分の両親が一緒に居るというのは安心できるんですよね。なにより子供をちょっと預けて自分たちの時間を作れるというのがありがたい! 記録好きな僕にとっても、子供の写真やビデオを抑えることができるので、すごく助かっています。

…と、我が家では意図せずに行なっていましたが、そんな『三世代旅行』が今、人気になっているとか。

多くのメディアでの執筆や、講演などで活躍されている旅行ジャーナリストの村田和子さんによると、

「孫と触れ合いたいというニーズは高く、“旅育”の観点から孫にとっても三世代旅行はメリットが大きいです。おじいちゃん、おばあちゃんは“パパやママほど近くないが、でも他人ではない”特別な存在。さまざまな価値観や知識の引き出しに触れることで成長し、絆が育まれます」

とのこと。パパ・ママが楽できるだけじゃなくて、子供にとってもすごくいい影響があるんですね。

また、みんなで旅行。しかも小さな子どもが一緒となると、移動手段はやはり車が有力となります。運転手としてはちょっと大変ですが、身内だけ気兼ねなくで盛り上がれるという利点もありますよね。村田さんも、

「最近は移動時間も旅の楽しみと捉えるのがトレンド。移動中の車内をコミュニケーションの場として上手く活用してみては」

と提案しています。
 

車の中でこそできるコミュニケーション

車内でコミュニケーションを育むにはどんなポイントがあるのえしょうか。こちらも村田さんにお聞きしました。

「例えば、運動会やお遊戯会などの行事はビデオカメラで撮影しているご家庭は多いと思います。でも、実際に家で改めて撮影したビデオを見る機会はなかなかないのでは?
時間に余裕のある車での移動中に上映すれば、おじいちゃん、おばあちゃんも喜びますし、子どもにとっても自分やお友達が出ているビデオを見るのは嬉しく、会話も広がります。」