ベビメタ、BiS、竹達彩奈…人気アイドル・アニソンを影で支える「パンクブーム」の影響力

2014.12.14 10:30

現在人気を誇るアイドルソングやアニメソング。そんな楽曲たちを実はかつての「パンクブーム」を担ったアーティストが制作しているって知っていますか? アイドルやアニソン界の盛り上がりの裏にある「パンクブーム」の影響について紹介します。

公式PVより

皆さんは、"パンクブーム"をご存知でしょうか? 90年代の後半に突如として巻き起こった音楽ムーブメントで、パンク系のバンドを中心としたインディーズシーンが大注目を集め、個性豊かなバンド達を数多く生み出した熱狂の時代。

そこで活躍をしていたミュージシャンの中には、現在、アイドルやアニメといった世界でクリエイターとして優れた楽曲を生み出している方達がいらっしゃいます。そんな楽曲を紹介してみたいと思います。
 

"パンクブーム"が輩出した、バンドマンと作曲家というふたつの顔を持つミュージシャン

現在、20代後半~アラフォー世代の音楽ファンにとって、その嗜好に大きな影響を受けたであろう音楽ムーブメントが、90年代後半から2000年代の前半にかけて巻き起こった"パンクブーム"だと思います。

"パンクブーム"とは、GREEN DAYやOFFSPRING、RANCID、NOFXにBad Raligionといったアメリカのバンド、或いはイギリスのSNUFFのようなポップでキャッチーなメロディを持った海外のパンクバンドから多大な影響を受けたミュージシャン達が巻き起こした一連の音楽ムーブメントのことです。インディーシーンから続々と新しいバンドが登場することから"インディーズブーム"なんて呼ばれ方もしていましたね。

明るくて爽快感のあるメロディック・ハードコア(メロコア)や♪ンチャンチャンチャという特徴的なリズムに金管楽器が絡むスカコア、ヒップホップやファンクの要素を取り入れたミクスチャーロック等など、新しいスタイルのパンクロックが次々にシーンに登場。

それまでの"パンク=怖い、いかつい"といったイメージを覆す、カジュアルなファッションやポップで親しみやすいサウンドの数々は当時の若者達の心をガッチリと掴み、インディーズチャートをパンク系のバンドが独占する一大ブームとなりました。

また、そうしたバンド群が各地のライヴハウスで大活躍したことでインディーズシーンが活性化し、そこから数多くの優れたバンドがメジャーデビューを果たした結果、日本の音楽シーンは一気に豊かになりました。

現在の音楽シーンにもつながる、パンクブームの影響

例えば、王道の"J-POP"とは異なる音楽的文化圏やメロディを持ったオルタナティヴロック、ギターロックバンドのメジャーシーンでの活躍や、それまではスチャダラパーのような一部のグループを除いてアンダーグラウンドな存在であった日本のヒップホップシーンが、ミクスチャーロックの旗頭となったDragon Ashの大ブレイクによって脚光を浴びるなど、当時のパンクブーム、インディーズブームは、確実にこの国の音楽に大きな変革をもたらしたと言えます。

現在の音楽シーンで人気のあるラウド系ロックバンドの台頭等は、パンクブーム期におけるバンド群の功績の上にあると言っても過言ではないでしょう。

さて、そんなパンクブームではありますが、そこで活躍をしていたバンドマンの中には、現役バリバリでバンドやライブ活動を行いつつ、そちらと平行してアイドルやアニメ作品の音楽製作に進出し、そういったシーンに楽曲を提供する"作曲家"としての顔を併せ持つミュージシャンもいます。

アイドルやアニメとパンクというと何だか不思議な組み合わせな気もしますが、素晴らしい名曲が沢山ある"バンド系ドルソン""パンク系アニソン"の世界。そんな名曲達をいくつか紹介してみたいと思います。

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