【柚子】その搾り方、実は逆!? 疲れ、ストレスにも効く「ゆず」の効能と使い方

冬の風物詩「ゆず」に秘められた健康パワーと、ゆずを使った万能調味料をご紹介します。

冬といえば、「ゆず」ですね。

“平成の爽やかフォークデュオ”と呼ばれる日本の音楽グループ…のことではなく、ソチオリンピック金メダリスト、羽生選手の愛称といえば「ゆづ」ですが、寒い季節、さわやかな香りで冬の味覚に華を添えてくれるのが、「ゆず(柚子)」。

今回は、そんな季節の風物詩「ゆず」のパワーと、ゆずを使った万能調味料をご紹介します。
 

ストレス撃退、疲労回復にも!?

秋の深まりとともに旬を迎える「ゆず」。高知県や徳島県ほか四国地方が主な産地ですが、埼玉県毛呂山町など関東近郊でも栽培されています。東京でも、庭木として生えているのを見かけます。

自生できるので育てる手間はかからないそうですが、成長が遅いのが特徴で、「柿栗3年、桃8年」のレベルをはるかに上回り、「柚子の大馬鹿18年」と言われるくらい、のんびりと育つそうです(笑)。

そんな大らかさも魅力の「ゆず」。

その栄養成分はといえば、抗酸化・抗ストレス作用が強く、コラーゲンの合成に必要な「ビタミンC」や、ビタミンCの作用を助ける「へスペリジン(ビタミンP)」、さらに疲労を回復し、糖質をエネルギーに変える「クエン酸」、血糖値の急上昇を防ぎ、腸の善玉菌を増やす水溶性食物繊維「ペクチン」など、体に嬉しい成分がたくさん含まれています。
 

その搾り方、実は逆! 「ゆず」豆知識

そしてなにより惹きつけられるのが、みずみずしくフレッシュなその香り。リモネンなどの香り成分はリラックス効果のほか、脳を活性化させる効果があることでも注目されていますよね。体を温める作用もあるので、冷え症の方にもおすすめです。

ゆずの香りを構成する成分はなんと350種類以上。その中で“ゆずらしい”香りの決め手となっている「ユズノン」という成分は、黄色い皮に多く含まれているため、香りのよい果汁を搾るには、切り口を下にして搾るのではなく、「切り口を上にして搾る」のがよいとか。

「切り口を上にして搾る」? …実際にやってみましょう。
まずは小さなボールや器を用意。要は、香り成分を上に散らさず、下に閉じ込めてしまえばよろしいかと。

切り口を上に向け、手でゆずの実をぎゅっと軽く数回握り、よい香りのミストを器に吹きつけます。それから手でゆっくりと実に圧力をかけながら果汁を搾りだしてみたところ、たしかに搾り器を使うよりも、果汁に品のよい香りが移ります。ゆずはやわらかいので、簡単に手搾りできます。
 

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