3.別れ話はNG!恋人とは距離を置きたい「黄体期」

いわゆる生理前の不調な時期がこの時期です。

些細なことでイライラしたり急に泣き出したりと、本人にもコントロールできない、精神的に不安定な日が続きます。ホルモンの関係で体内の水分が増えむくみやすくなるほか、肌も脂っぽく吹き出物が増え、お通じは便秘がちと、4つの周期の中でもっとも辛い時期です。

この時期の大事なイベントはできれば避けた方がよいでしょう。体温は高温のまま、約2週間続きます。

黄体期は、卵子を放出した後の卵胞が黄体に変化する時期です。子宮内膜が厚みを増し、受精卵が着床できる状態をつくるため、子宮内膜はやわらかくなります。
 

4.家でほっこり、体力を温存したい「生理期」

体温が低温に戻り、生理が始まります。生理痛や疲労感があったりと、なんとなくパッとしない時期が1週間ほど続き、そしてまた卵胞期に戻ります。

排卵した卵子と精子が結合し受精卵となり、子宮内膜に着床すれば妊娠成立となります。妊娠しなかったとき(受精卵が着床しなかった場合)は、いらなくなった子宮内膜がはがれ落ち、血液とともに体外へ排出されるます。


このように女性の生理周期と身体、心の状態というのは密接に結びついています。ホルモンの影響によって、ひと月の間でも女性の身体や心は、リズムをもって変化していきます。

今、自分や彼女・奥様がどの時期にいるのかが判っていれば、心身のケアの方法が見つかったり、何かの予定を決めるときにも役にたちます。女性は自分の体調とうまく付き合い、男性は相手の体調の変化を読み取りながら、上手に関係を築けるといいですね。