第二夜は「VS.ラジオ」吉田照美編

昨年4月に開催された伝説のトークイベント『ももいろクローバーZ 試練の七番勝負』の第2弾『ももクロ試練の七番勝負episode.2』。
お待たせしました。ウレぴあ総研の全日程リポート、第二夜です。1日目はこちら

第1戦で見事に「合格」をもらった5人。この日のトークに先駆けてのライブでは『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』と「Z伝説~終わりなき革命~」が披露された。

まずは試合に先駆けて、見届け人の呼び込み。山里亮太がステージに現れると、激しいブーイングの声が飛ぶ。

「出ました、地獄の一体感!」と、手慣れた返しで応戦する山ちゃんだけれど、メンバーからも「昨日の古坂さんが良かったー!」とダメ押しされて「よーい、ドン! で転ばせてどうする!」と、凹まされっぱなし。

すっかり、ももクロが主導権を握ってスタートした第2戦のテーマは「ラジオ」。あーりんが「ラジオのレギュラー番組をやりたい!」と言うと「水曜の夜あたりに枠が空くらしいよ」と夏菜子(百田夏菜子)が受けて「おれの『JUNK』が終わる説、やめてくれる?」と山ちゃん。

そんな中、ステージに招かれた対戦相手は「日本で最もラジオを愛する男」吉田照美だ。さすがは、文化放送社員時代からラジオ歴38年の超ベテラン。世代を超えてリスナーの数も多く、登場しただけで場内は沸きに沸きまくる。

照美さんはレギュラー出演中のラジオの「厄年(42歳)くらい」のスタッフに、ももクロのファンがいると告白。彼から預かってきたという、ももクログッズの扇子と星型ペンライトをポケットから取り出す。これにはメンバーも大喜び。

続いて、照美さんはれにちゃん(高城れに)に「霊感が強いんでしょ?」とトリビアを披露。「以前、宜保愛子さんと一緒に仕事してたけど、平成の宜保愛子を狙えるよ」と、ありがたいお言葉をいただいて壇上のコミュニケーションはいいムードに。

だが、ここで山ちゃんが楽屋で聞いたという杏果(有安杏果)の仰天発言を暴露。
「吉田照美さんって、女性じゃないんですか?」
って、おーい!(笑)

しかも、勝手に顔を想像して、絵まで描いていたとか。ちなみに、その絵は下手だったらしいけど。

そんな杏果のためにも、吉田照美ヒストリーを年表で紹介。
「これ見ると、完全にクソジジイだね」と言う照美さんに「アイドルのイベントなんで、クソはやめてください(笑)」と山ちゃん。あーりん佐々木彩夏に「アイドルは何て言うの?」と振ると「かりんとう」って、それはそれでイメージ生々しかったりして…。

続いて、照美さんから「ラジオの特性」というお題で、レクチャーが始まる。「特性って何ですか?」というれにちゃんのボケはさておき、アドバイスは「人のやらないことをやれ!」。

タモリの『オールナイトニッポン』の裏で『セイ!ヤング』をやっていたという照美さんは強敵に対抗するため、とにかく世間に印象を残そうと、東大の合格発表に行って、スタッフに胴上げしてもらうというネタを敢行。テレビや新聞で報じられたばかりか、東大の卒業アルバムにも掲載されたとか。これがきっかけで、リスナーも増えたのだという。

「高城さん、今年の東大の合格発表行っちゃおうよ!」と言う山ちゃんに、メンバーもノリノリ!

他に、当時の都市伝説「口裂け女」や「なんちゃってオジサン」に対抗して、電車の中で突然、乾杯をする「乾杯オジサン」というネタを隠しマイクで録音して放送したというエピソードも披露。

すると、れにちゃんは「近所に、いきなり駆け寄ってきて泣き出す『嘘泣きオジサン』がいる」と告白。しおりん(玉井詩織)も「嘘泣きかりんとう娘とかやるの、どう?」って、やるメンバーほぼ名指しじゃん!

じゃあ、何をやろうかという話になって…。

夏菜子「ファンの人の部屋に隠れてて、驚かせる!」
あーりん「突撃訪問?」
しおりん「晩ごはん訪問?」
山ちゃん「それ、もうやってる人いるから」
杏果「朝ごはんならいいですか?」
れに「昼ごはん…あ、間食!」
山ちゃん「『突撃!隣の間食』って、意味分かんないです」
夏菜子「じゃ、ファンの人の部屋の家具を全部、外に出しちゃって、帰ってきたら『何もない!』とか」

ほとんど嫌がらせですけど、それ。
第2戦にしてトーク絶好調で盛り上がるももクロちゃんを優しい目で見守る照美さんの姿が印象的。

と、ここで前夜に続いて、またもや脈絡のない「ももかー!」コール。見ると、やっぱり着ているTシャツはしおりんカラーの黄色。

れに「推しは守れって、昨日言ったでしょ!」
しおりん「心はしっかり決めてください!」

生イベントらしいアクシデントも笑いに変えつつ、盛り上がっていく中、次のコーナーへ。