東京ディズニーリゾートのスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」。東京ディズニーシーでは、メインショーの「ザ・ヴィランズ・ワールド」が公演されています(2018年10月31日まで)。
いつもはミッキーたちが主役ですが、「ザ・ヴィランズ・ワールド」は、ディズニーのヴィランズ(悪役)たちが主役となる、ちょっと怖くて怪しい雰囲気のショー。
見どころはフライボードで表現する蔦(つた)!
ヴィランズ達が特技などを披露するのが見所の1つですが、もう一つの見所は、ショー後半から演出で登場する「フライボード」。
不気味な「つた」が伸びてくる様な演出をこのフライボードで行うのですが、迫力満点で大きな見所です。
このフライボードは、近年人気が高まり、特に資格等がなくても、マリンスポーツとして体験する事ができます。
やってみたら激ムズ!?
このフライボード。実は、筆者も興味があり、今年の夏に実際に体験してきました。
筆者は、似たスポーツのスノーボードは、JSBA(日本スノーボード協会)のバッヂテスト1級を持っている程度には、「横乗りスポーツ」にはちょっとだけ自信もありました。
また、過去にはウェイクボード(水上スキーのスノーボード版)も経験した事もあり、そこそこ行けるのでは…? と勝手に思っておりました。
そんな中、沖縄でチャレンジしてきたのですが、浮くための方法やコツ、安全面も含め細かなレクチャーを受けて、ヘルメットとライフジャケットを着用し、いざチャレンジ!
ショーに出てくる人の様に、ものすごい上まで上がっちゃうよー! なんて最初は軽く考えていたのですが…これがなかなか上がれません…。
意外と難しいのが、自分のタイミングで上がるわけではなく、水上バイクのジェット噴射で立ち上がる事。
「自分の準備が整ったタイミング」と、「噴射のタイミング」を合わせるのがなかなか難しい部分でした。
また、スノーボードの場合、膝を曲げてバランスを取るのが基本なのですが、このフライボートの場合は「逆」。
膝を伸ばした状態で、ジェット噴射の下からの圧力を、バランスと体幹でコントロールする、と言うのが大きな違いです。
足の裏面で体重移動させながらコントロールする所は似ていますが、見た目よりなかなか難しいと言うのが現実でした。
一流のフライボード技術+ディズニー流の演出
しかも「ザ・ヴィランズ・ワールド」の中では相当の高さまで上がります。更に今年は一回転のスゴ技を披露してくれる事も…!
空中での姿勢やバランスの取り方など、水上バイクの操者との連携も非常に大事になってきます。
そのため、よく見ると、フライボードに乗っている人とバイクを操作する人はインカム(無線)で連絡を取り合っており、そのタイミングや微妙な調整などを行っているようです。
こんな所も気にしながら見てみると、またちょっと違った演出に見えるかもしれませんね。
なお、「ザ・ヴィランズ・ワールド」のショーのキャラクターの動きや見所、鑑賞のポイントなどは、ウレぴあ総研 ディズニー特集の記事「【2018年最新版】東京ディズニーシー「ザ・ヴィランズ・ワールド」ミッキーたち9キャラ上陸位置&観賞場所ガイド」に載っています。
東京ディズニーシーでの鑑賞前に、ぜひご覧ください。