――日本のどんな点がお気に入りなのでしょう?

イ・ジョク「とにかく“美味しい”(笑)。寿司、刺身、とんかつ、特に蕎麦は好きですね。くさやも鮒ずしも食べたことがありますが(笑)、好きな珍味は、このわたとか色々ありますよ。日本の食べ物が本当に好きなんです」

――ずいぶん日本ツウなんですね! では食べ物以外だと、日本にどんなイメージをお持ちですか?

イ・ジョク「料理はもちろん、それを作る人たちもプロフェッショナルですよね。器に盛られた食べ物に、その人の人生が見えると言っていいくらい感動的な仕事をしてくれます。もちろん、どんな仕事をしている人も、その意識や親切な心が素晴らしいです。英語で言う“フレンドリー”とはまた違って、日本には安堵感のある“親切”があります。システムが整理されて礼儀もわきまえているので、ここでは嫌な目にあったりすることが無さそうだという雰囲気が、また別のリラックスを感じさせてくれるのが、日本の魅力です」

――さて6月は日本で初ライブを控えています。日本でどんな部分を見せたいですか?

イ・ジョク「まずは僕自身を紹介するように、これまでどんな音楽を歌ってきたのか、約2時間前後の中に要約してお見せすることになるでしょう。僕というアーティストをしっかり説明できる曲を多く入れるつもりです。今後、何度か日本でライブを重ねたらコアな曲も歌えると思いますが、まずは韓国で人気となった曲を披露しようと思っています」

――日本でライブを開催することについて、周りのアーティスト仲間はどんな反応をしていますか?

イ・ジョク「すごく喜んでくれています。アイドルでもなく、ドラマのOST(オリジナル・サウンド・トラック)も歌っていないアーティストが海外に行くのは難しいので、まずは開催できることを祝ってくれました。僕たちのような音楽を歌う人がもっと海外でライブが出来るようになればいいね、という会話をよくしています。ユ・ヒヨルさんは、僕のライブを見に日本までくると言っていましたよ(笑)」

――最後に、日本の皆さんへひとことお願いします。

イ・ジョク「この先、何度日本公演をできるかわかりませんが(笑)、日本の皆さんと度々会えるわけでは無いので、特別な機会になると思います。ぜひ僕の音楽と一緒に、素敵なひとときを分かち合いたいと思っています!」

イ・ジョクの記念すべき日本初ライブ「LEE JUCK~The 1st Live in Tokyo~」のチケットは発売中。

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▼イ・ジョク
パニック、カーニバルと90年代にボーカルユニットを経て、99年からはソロアーティストとして第一線で活躍。2007年の大ヒット曲「良かった」は韓国を代表するバラード曲となり、2013年の5thアルバム『孤独の意味』のリードトラック「Lie Lie Lie」は、8大音楽配信サイトで首位を総なめ。ライブは、ホール規模の全国ツアーはもちろん、小劇場規模でも度々開催し、今年3月には4週連続20日間の小劇場公演がすべて満員御礼。またアーティスト活動だけでなく、日本でも放送された『花より青春』など、親しみやすい人柄でバラエティでも活躍中。

「LEE JUCK~The 1st Live in Tokyo~」
2015年6月4日(木)・5日(金) 東京キネマ倶楽部
⇒ チケットはこちらから

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