SNSの普及がめざましい昨今。ネットからの出会いに興味を持っている男女も多いのでは?

ある調査によると、ネットで出会いを求めている男性はいまや10人に1人。
TwitterやFacebookで親しくやり取りをする人がいれば、出会いに発展するケースも多いですよね。

でも、いくら生活に密着しているネット、SNSとはいえ、相手は顔も知らない人です。「変なことに巻き込まれたら怖いから……」と、直接会うことを躊躇ってしまっている人も少なくないはず。

正直なところ、ネットからの出会いはどうやって進めるのがベストなのでしょうか?

ネットがどうして出会いの場になったのか

「まず、皆さんは忘れてしまっていると思うのです。出会いサイトや婚活サイト、マッチングサイトがあるから、男女の出会いがあるのではありません」そう話すのは恋愛相談師のマーチンさん。

これまで20冊の著書を発表し、恋愛相談件数4万件以上のキャリアを持つ恋愛アドバイザーのマーチンさんいわく、ネットからの出会いの進め方を考えるには「元々どのようにして(ネットで)自然に恋をする人が出てきたかを知ることが大事」といいます。

「まず『インターネットとは何ぞや?』と考えます。これは『情報発信する人』と『それを受け取る人』の集まりと言えるのです。そして多くの場合、この二者間で恋が芽生えていました」

具体的にはサイトやブログがこれに当てはまりそう。インターネットが流行り始めた1998~1999年頃は、まだ出会いサイトはなかった時代です。
にもかかわらず、ネットで知り合って恋をして、交際する人が出てきたことで、出会いサイトができ、それがいまの婚活&マッチングサイトになったとマーチンさんは話します。